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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

人の死なんて

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今日、祖母が亡くなりました。

人の死なんて、ロウソクの炎が消えるように、突然消えてしまうものかもしれません。

以前、祖父が亡くなった時も、おばさんが亡くなった時も、ちょっと前まで元気だったのに、突然亡くなってしまいます。

今ここで自分が突然死んでしまったら、自分は満足がいくか?と問えば、とても満足がいかず、振り返ってみれば、まだまだやり残したことが沢山あります。

志として持ち続けているもの、実現できず悔しいながら残してきたもの、そして、子供たちが大人になったときどんな顔をして生きていくのか見てみたいし、孫の顔も見てみたいw

ちょっと前に、linkedinに誘われたときに自分の経歴をまとめてみると、自分が思っている以上に大した事をしていない。
(主観で生きている自分が見て、大した事をしていないと思うのなら、周りの人から見たら、本当に何もしていないようにしか見えないでしょうねw)

今は生きること、家族を守ること自体に一生懸命で、当初の志への道のりはまだまだ遠い状態。

妻には、妻が死ぬときに「幸せでした」と言われたいし、
子供達には、自分の生きざまを見せ、自分自身の人生の肥やしにできるようになりたい。
仕事では、上記を実現することを前提として、自分が生業としている日本のソフトウェア市場が、日本の基幹産業になるための貢献をしたい。
(日本は無資源立国であるがゆえに、頭脳を資源とするソフトウェア産業を基幹産業とするべきであると今も考えています)

上記を発し始めてから10年以上が経ち、年を重ねることに自分自身の小ささと、その言葉の重さを感じるようになりました。

大事なことは、「全てにおける誠実さ」をベースにした「実行力」と、それを支える「社内外の信頼」であると考えています。

根が誠実でなければ、何事も成功しないと思うし、
実行できない人には誰もついてこないし、
その人に信頼がなければ、全てが小事に終わるでしょう。

これらの大きさと高さが自分の人生の価値を計る(測る)基準だなぁと改めて思います。

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