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IPv4アドレスの枯渇問題をチャタムハウスルールで

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JPNICさんでIPv4アドレスの枯渇問題についてお話を聞く機会がありました。

無くなる無くなると言われ続けることに慣れてしまったせいか「本当になくなるの?」という気持ちになっていましたが、確かに無くなるのだという実感を持つことができました。資料はこれまでもWebで見られる状態にあったのですが、興味がないというか実感がないというか、なかなか自分から見ようという思いになりませんでした。やはり他人から説明してもらうとよく伝わります。自分も事の重大性を理解する事ができました。

日本のプロバイダは転送量の増大に対応しつつIPv6の問題にも取り組まねばならなず大変と思います。どこか最初の一歩を踏み出さなくてはならないけれども、最初の一歩を踏み出すのがもっとも不利という状況はなかなか厳しいものがあります。前の人の失敗を見て後から参加するほうが有利そうですから。しかし2011年頃からは目に見えて枯渇の問題が深刻化してくるとのことなので、ぜひとも業界で力を合わせて乗り切っていただきたいと思います。

さて、こういった顔を合わせた勉強会の常で、少しリップサービスが過ぎることがあります。もちろんお互いにビジネスマンとしての背景を持っていますので言ってはいけないことは絶対に口を割りませんが、これなら話しても大丈夫ということについては積極的に情報交換を行ないます。

イギリスに王立国際問題研究所というところがあり、別の名をチャタムハウスと言います。この名に由来してチャタムハウスルールというルールがあるそうです。

「会議の参加者は、発言者を特定してその人の発言を外部に紹介してはならない」

というものです。もちろん後だしじゃんけんでこんなことを言われると困るので、会議の開催に先立っては「今日はチャタムハウスルールでやりますがよろしいですか?」と確認があることになります。

先日のIPv4の勉強会は特にチャタムハウスルールという断りはありませんでしたが外に漏らしてはダメそうな話題も少しだけ聞く事ができました。紹介できなくて残念なのですが、そういう話が聞いてみたいという方は日本のチャタムハウス、オルタナティブブログへどうぞご参加ください。

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