【年賀状】インクジェット写真用の年賀はがきでも書きやすいペン

昨年、インクジェット写真用の年賀はがきに一筆書くならこれだ！というペンを発見しました。

「専用」ほど心強いものはない！ CD-R/RWレーベル面専用マーカーペン

このペンはCD-RやDVD-Rにタイトルなどを書き込むためのペンです。ペン先が細いのと、インクの乾燥がとても早いのが特徴です。私が買ったのはリンク先のペンとまったく同じものではなかったのですが、似たような性質のCD-Rレーベル専用ペンでした。普通のペンと比べてちょっと揮発性の薬品の匂いがきついのですが、そのあたりが乾燥の早さの秘訣なのかもしれません。買ったのは確か秋葉原のあきばおーです。先日立ち寄った際に見てきたら黒だけでなく、赤緑青黒黒の5本セットも売られていたように思います。

インクジェット写真用はがきは通信面がツルツルにコーティングされているため、ゲルインクボールペンなど乾燥が遅いと汚しやすいです。また、独特のすべり心地があるためか、個人的には筆ペンとの相性もあまり良くないように感じます。

また、写真用ではないほうのインクジェット用はがきの場合も、通信面にコーティングがしてあるために万年筆などが使用できません。使用した場合、剥がれたコーティングがペン先に詰まってしまう事があります。インクジェット用はがきが出始めの頃にその事を知らず万年筆タイプのペンを使って逝ってしまった事があります。

写真や定型部分をプリンターで出力して、なにか一言を手書きで添えようとする場合は以下の表に記載の通りに使い分けるのが良いと思います。

郵便局、ではなくて日本郵便のサイトによるインクジェット用はがきと手書き用はがきの使い分け

万年筆がインクジェットに向かないのは上にも書きましたが、シャープペンがインクジェットに向かないのはおそらく先端が細くて硬いためにコーティングを傷つけてひっかかりやすいからでしょう。スタンプや版画で作る場合もインクジェットはがきのほうが良いというのは知りませんでした。毛筆や筆ペンがインクジェットに向くというのもインクジェットはがきの浸透性がちょうどよく作用するのかもしれません。

• インクジェット写真用⇒乾燥が早くて先が細いペン
• インクジェット用⇒鉛筆・ボールペン・毛筆・筆ペン・サインペン
• 一般再生紙はがき⇒万年筆・シャープペン

という組み合わせに従い、きれいな文字で年始の挨拶を届けられるとよいですね。