AIを使おうが使わまいが、生産性が向上する、業務が効率化する、ということと、結果として業務が雑になる、確認が不足する、ということは別問題だと思う。
まぁ、タイトルどおりなんです。言いたいことは。
自分も業務の中で数多く失敗したことがあるので、もし、自分が業務をしていた頃の関係者がこのエントリーを読んだら、「お前が言うか?」と言われそうですが。
でも、数年前に比べて、個人のブログだったらともかく、ちゃんとした企業のホームページやメールマガジンで、「ん?」と思うような昔なら考えられないこと、よく目にするようになった気がします。
以下、昨今見受けた事例。できるだけどこのどんな話かわからないようにして書きたい、と思います。
1.「ゞ」を「づ」と記載する
とある配信メールのタイトルにありました。手書きの原稿をAIで読んで起こした?かどうかはわかりませんが。
まぁ、書いてたとしても、配信承認のチェックフローが機能していれば、チェックできたでしょうに。
その後訂正のメール配信は無かったので、気がついていないのかもしれません。
2.リンク先がおかしい
とある会社の製品の取り扱い会社が合併して、新たな屋号名になったので、新規にホームページを立ち上げたっぽいです。
で、そのとある会社にはその取り扱い会社の一覧が載っていて、拠点紹介のホームページへのリンクがあるんですが・・・。
A社にB社が合流したので、B社の拠点へのリンクは正しくリンクされているんですが、A社側の方はいじる必要が無いと思ったのかリンク先としては旧A社のホームページのまま。
それでいて、旧A社のホームページはどうやらドメインの契約を打ち切ったのか、そのドメインは生きていなくて、リダイレクトされて海外のカジノサイトっぽいところに行ってしまう、という。
同じくらいの時期に同様にC社にD社が合流したケースでは、C社のドメインがまだ契約が生きていて、新C社のホームページへリンクするから良かったのだけれど。
とある会社は、当然、新A社になることも新C社になることも知っている訳だから、そもそも、旧A社と旧C社のリンク先も見直しするべきだと思うのだけれどそれがされていない。
まぁ、新A社側もそれをとある会社に指摘していないんでしょうね。合併して1年以上経つけどそのまま、というのがどのみち残念、というか。
3.SSL証明書が切れててページがきちんと表示されない。
いや、個人サイトならいいんです、そんなことがあっても。
超大手のサイトの、とあるコーナーに飛ぶのにあたって、「危険です」表示がブラウザにされて、それでも行ったらまぁ表示はされたんですが。
後にお知らせで「SSL証明書の期限切れ」とのアナウンスがされました。
ネットをメインに運営されている会社なので、そんなことあるの?と思いました。
4.記事内容がそもそも誤っている
これ、なかなかぼやかせないかなぁ・・・。
とある糾弾記事があったんです。
その糾弾記事が過去の同類の事例を引き合いに出していたのだけれど・・・。
その同類の事例のバックデータがデタラメ、という。
AIを使ったのか、その記者の思い込みなのかわかりませんが。
これだって、検証すればすぐわかる話だと思うのだが。誰か校正はしないのだろうか。
などなど。
生成AIの無い昔の方が良かった、なんて言うつもりは全くありませんが、
AIは「それっぽいもの」を作る能力が高いからこそ、人間が「それ、本当にそうなの?」を見る工程が重要になると思うんですよね。
そして、仮にAIが作ったものではなくても、一般の方に触れるものとして世に出す場合は、なおのこと「それ、本当に大丈夫?」という確認をする工程が大事であって、それだけは「効率化」という言葉で置き換えてはいけない、
そう思う今日この頃です。