ミュージシャンは早死に?
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しばしお仕事と体調の都合で投稿を行っていませんでしたが、久しぶりにエントリーします。とは言っても、真面目な内容ではなく、ちょっと見つけた嬉しい情報に関してです。
音楽に興味のある人は特にそうだと思いますが、「ミュージシャン、特にロックミュージシャンって早死にするよね」と思ったことがあると思います。でも、具体的に平均死亡年齢を含めミュージシャンに特化してこの問題を集計したものは不思議とありませんでした。
ところが日経サイエンスの12月号の「データポインツ」で紹介されている”Journal of Epidemiology and Community Health誌”に出稿された記事は、きちんと調査を行ったようで、今まで何となく思っていたことを見事に数値として表現してくれていて、若干不謹慎ですが嬉しく思いました。
調査は、2000年に実施された歴代人気アルバムトップ1000の選出でのファン投票を元に1956年から1999年までの間に名声を得た欧米のミュージシャン1064人を抽出してその生存状態を集計した結果だそうです(アジアは入っていないようですね)。
で、結果は
- 2005年までの死者 100人/1064人
- 死亡年齢の中央値 北米41.78歳 ヨーロッパ35.18歳
- 麻薬とお酒にカラム死亡の比率 31%
- 名声を得てから25年以内に死亡するリスク 一般の1.7倍
だそうです。うーんやはりミュージシャンは売れれば売れるほど短命なのでしょうか(私の友人のミュージシャン系の人も1/4くらい早死にしてますし。。。)。そういえばランディローズもコージーパウエルも事故で死亡していますが結構早死にですしね。その一方で、先日アルバムを発表したイーグルスのように60歳を越えて今尚活躍するミュージシャンも増えていますので、この統計はもっと良い方向に向かうのではと思います。
皆さんお体は大切にしましょう。
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