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真面目に考えると結構面白い”ブームの発生”

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昨日”ビリーズ・ブートキャンプ”を購入して、試してみている(根性を試されてみている?)お話を投稿させていただきました。その後本屋さんを覗き、平積みの新書のところで目にとまった本があり衝動買いしました。本の題名は「騙される脳 ~ブームはこうして発生する~」というもので、帯に「”騙され脳”の行動例」として「通販で”ビリーズ・ブートキャンプ”を買った。」とあったので、思わず購入してしまいました。

本の内容としては、特段”ビリーズ・ブートキャンプ”に関して詳細に説明していることはありません。しかし、ミスコンテストでのミスの選出、選挙での投票、話題のお店の評判が広がる理由など、世間で一般的に発生するいわゆる”ブーム”がどのような仕組みで起こるのか、人間の思考、大脳の働きなどから面白く解説しています。またよくブームが起こっても、「何で」と思うことが沢山あります。しかし、そこに至るまでの流れ、そしてブームが伝播していくための下地に関して客観的な解説を聞くと「ふむふむ」と頷いてしまう内容です。

この本では、男性、特におじさん世代にはいわゆる「こだわり」が強く、こだわることで共通の話題に対して距離を置き、ブームに惑わされることが少なくなるそうです。そう考えると、ビリーズ・ブートキャンプに飛びついた自分はまだまだ「おじさん世代」、「オヤジ脳」ではないのでしょうか。体は立派な「おじさん」になりつつありますが…

結論としては、流行っていても決してそれが”よい”ものではなく、仮に”よいもの”であってもベストなものでは無い可能性があるということです。”よい”かどうかは個人の判断であるはずなのですが、大脳の動きで”脳の快楽に支配された状態”で、自分の価値観と勘違いをすることで、ブームがさらに煽られていくようなので、必ずこだわりを持って、冷静・かつ客観的に物事の流行に対応することが重要なのでしょう。

Comment(1)

コメント

fukuhara

>大脳の動きで”脳の快楽に支配された状態”で
>自分の価値観と勘違いをすることで
>ブームがさらに煽られていくようなので

快楽はドーパミン波及効果があるそうですが、まじめな話「いく」感覚と近似していると思われます。現象に対して
欲望するという意味においてですが。

この本は社会心理学として既読しておりますが、純粋に面白かったです。

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