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変化せずに進化するという難しさ

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連続して音楽の話で申し訳ありませんが、本日は先日まとめて購入した新譜類の中からRushの新譜”Snakes & Arrows”に関して書いてみたいと思います。

Rushの何作目になるかわかりませんが、前作からは約5年ぶりのスタジオアルバムです。その間に、Live in Rio、R30、Replay x3といったDVD+CDが出ていましたし、Tronto Rocksでのライブもありましたのであまり時間が空いたという感じがしません。まあ、以前の沈黙期間には、ライブを含め何の活動も行っていなかったので、今回の新作までの間は非常に精力的な期間だったといえるでしょう。

さて、新作ですが、前作に比べこなれた感じです。前作では、ブランク期間を含め聞く側の期待と、演奏側も力が入りすぎた感じを持ちましたが、今回はリラックスした感じの中に、緻密な計算がされていて、本来のラッシュに近い演奏です。イメージとしては”Test for Echoe”や”Roll the Bones”あたりに近いと思います。

そして今回はなんとInstrumentalが3作も入っています。YYZほどの衝撃はありませんが、Rushのインストの魅力が感じられる曲もあります。全体的に長めの曲であるのは相変わらずですが、久しぶりのRush Worldを楽しめました。

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