Ozzy Osbourneの新譜 Black Rain
昨日久しぶりにCDを買いに行き、いくつかの新譜を手に入れました。
その中でも、期待に胸高鳴って購入したものが、Ozzy Osbourneの新譜”Black Rain”です。前作”Down to Earth”から6年ぶりのアルバムになりますが、前作がいまひとつだったこともあり、前評判を聞いて早く聴きたいと思っていました。
最近は、テレビ番組や、家族に関する話題が多く、完全にお茶の間エンターテイナーとなってしまったオジーですが、一度は引退したものの、やはり間欠泉のようにたまにはロックしないと体と心が休まらないのか、忘れそうになるとアルバムを出してきます。
さて、内容ですが、曲は前作と比較して、全面的に本来のOzzy Osbourneのバンドとしての曲調に戻ってきたと感じます。ちょっとメロディアスな部分を残しつつも、基本はリフを中心にパワーで押すという、悪く言えば変化の無い、よく言えばBlack Sabath時代から堅守してきているスタイルのアルバムです。ものすごいという曲もありませんが、個人的にはアルバムタイトルの”Black Rain”を比較的気に入っています。
さて、このアルバムを聴いて感じたことは、最近は以前にも増して、低音の強さ、そして音の立ち上がりを強調したレコーディング、マスタリングになっているということです。特に、ロックやヘビーメタルの世界では、完全に低音主導(?)での音の処理になっていると思います。バスドラやベースの音の厚さ、音の立ち上がりが異常に強調されている感じです。
これも、一つの流行なのでしょうか、でもそのような音が結構昔から好きですので、結構楽しんで聴いています。ヘビーメタルファンの方も、一度ご視聴あれ。