劣勢時には機転が必要 横浜FM戦を観て
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昨日、応援している川崎フロンターレが横浜Fマリノスと対戦し、結果1x2で負けてしまいました。観戦しにきていたオシムのコメントにもありましたが「よく走っているチームが勝つ」という、言葉通りの展開でした。実質はもっと点差があってもおかしくない内容でした。横浜の早い時点からのプレッシャーに押され、ミスを繰り返した結果、得点をとられるだけでなく、自分達の試合運びができなくなっていました。
押され気味になる要因もいろいろありますが、劣勢に立たされた時にはまず機転が必要です。相手の戦術に押され始めた時に、同じ状況で物事をすすめようとしても状況が好転する可能性は低いと思います。これはサッカーだけでなく、マーケティングにも同じことが言えると思います。
機転を利かせる、つまり現状から戦術を変更・修正していくこと、これは大変勇気が要りますが、状況が好転しない場合には必要な手段だと思います。サッカーにはサッカーの戦術の修正の方法がありますし、ビジネスにはビジネスの修正方法があると思います。サッカーではあってはいけないことですが、ビジネスの場合には試合を捨てる、つまり劣勢のビジネスドメインを放棄することもオプションの一つだと思います。
なかなか好転しないまま、ずるずると押し込まれてしまうのであれば、思い切って相手の戦術を鸚鵡返しに使ってみるなど、打つ手はいろいろ考えられると思います。機転は重要、しかしもっと重要なのは、短い時間で戦術を修正し、展開する決断力なのかもしれません。
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