ワードの奇妙な動き
実はIBMではロータス製品、サン・マイクロシステムズではUNIX製品(Microsoftと係争中でしたのでMS製品は使えませんでした)だったので、パワーポイントやワードを使い始めたのはアクセンチュアに転職してからです。従って長い社会人生活でありながらまだ6年目のパワーポイント、ワードユーザです。
特に、何の因果か、ワードを使ってものすごく大きな文書を作成する機会に恵まれます(?)。提案書で700ページ強、要件定義書で300ページ強というのがここ数年の大作ですが、それ以前にも結構な数の大作を作成しています。本にして出版したいぐらいです。
さて、ワードで大作を作っていると、ワードが予想に反した動きをします。例えば、番号をふる場合に、A-Dまでで、一度リセットしてまた同じレベルでAから始めたいのに、Eから続けられてしまう。スタイルを設定しても、別の形に戻ってしまう。ひどいときにはスタイルの変更をかけただけで落ちてしまう。などなど、様々なことがおきます。
小さな文書ではあまり発生しない奇妙な動きが、大きなファイルの場合頻発します。特にスタイル関係が原因であることが多いようです。まあ、多分メモリ不足が原因のひとつで、後は細かなワードの機能ルールによる制約だったりするのではと想像しています。
始めは、予防策として、べたうちで後でまとめてスタイル設定という方法をとっていましたが、大作になったり、版を切って他人に提示する場合、共同作業をする場合には、ちょっと難しいです。
従って、あきらめて奇妙な動きが出たときには
- 一度セーブして、もう一回開きなおして後でやってみる
- しばらく無視して、後でやってみる
- 別のスタイルを設定して該当部分の中味だけコピーする
- 全部リセットして、再設定する
などなど、原始的な方法で対応しています。皆さんはワードを使っていてこんな困ったことありませんか?皆さんどうしていらっしゃるのでしょう。今も大作作成中なので、悩んでいます(とりあえず変更履歴やその他余分なものは落としました)。