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退職される方を送るパーティで

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昨晩、お仕事でお世話になったとあるお方の”退職パーティ”に出席してきました。

大手企業で研修の企画と運営を担当されている方でしたので、パーティーには研修コースで講師をなさった方々が多くいらっしゃって、いろいろな思い出話から始まり、退職される方のこれまでのご苦労やご努力を皆様でねぎらわせていただきました。

客人の方々も年齢層も多様ですし、現在の仕事もITに関連しているというキーワード以外は多種多様でした。何よりも、それだけ多くの講師の方々が招聘され、今もこうしてパーティーに集まっていらっしゃっていることに、大変驚きを覚えました。

一連の研修コースの企画がどのように始まったかも含め、様々な経緯をスピーチで聞きました。10年以上同じコンセプトで、最新の話題を、外部の第1戦で四苦八苦しながら実務を行っている講師の口から教えてもらう、という一貫したトレーニング思想で、コースを提供し続けていらっしゃるそうです。

プライドが高い会社さんですが、その中で10年前に、トレーニングからブレークスルー(というか体質の改革)を試みる姿勢に、ある意味でプロフェッショナリズムを感じましたし、10年という単位でその試みを定着化させる粘り強さと努力に感じるものがありました。

自分の会社も、どんなに苦しい状況であっても、目標とやることの価値を見失わないで、10年経って、笑って過去の経緯をお話できるようにしていきたい、と気持ちを新たにさせていただいたパーティでした。

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