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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

「準備」は「実施」より工数配分が多くても問題ではない。「準備期間が長くても」むしろ歓迎すべき作業計画だ。

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決して大げさではなく、例えば期間でみて「2か月実施のために3か月準備して」なんてのはなかなか賢い計画だ。なのに、その3か月を無駄に過ごす人達のなんと多いことか・・・

(明日でいいや・・・)

その一日の無駄が、下手をすれば実施工程の1か月をまるで駄目にする。

そんなことを許容するマネジメントにはなりたくないね。

確実に実施を計画通りに完了させるために、準備がある。

その準備は、その計画通りの実施のために、必要期間と必要工数が自然と割り出されるのだ。

その大事さに気付かずに、(まあ、準備不足は実施工程でうまくカバーすればいいや)と考えていると、100%ではないが、かなり高確率で痛い目にあう。

準備期間はとにかく長い方がいい。可能なら少しでも早く始めた方がいい。もちろん早すぎると準備にならない状況はあるが、可能な範囲で早くから準備するにこしたことはない。

経験的には、レビューを織り込むことと同じで、準備をきちんと計画することこそが、「実施」を計画通りに完了させる、唯一といっても過言ではない、秘訣と思うのだ。

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