ひとまず選挙が終わって、でも次にどうしたらいいのかの葛藤は深まり・・・
個人的意見とご容赦いただきたいところですが、タレントやアスリートだらけでしかも多数化した政党の選びづらい環境下で、まったく意欲の沸かない選挙がようやく終わりました。
一芸秀でて何が悪い。
ってことでタレントやアスリート、作家等芸術家、が立候補することを否定的に考えているわけではありません。が、その芸やそれ以外の取り柄をどのように活かしてどう政治に貢献するか、アピールが(私には)全然理解できませんでした。
それだけ、今回は群雄割拠だったと思います。わかりづらかったですね。私には。
政党が細分化されることは悪いことではないと思いますが、例えは悪いですがかつてたくさんあった都市銀行もいまや3大勢力(3の定義は本エントリではさておかさてください。m(_ _)m)に統合され、ただ、わかりやすいのも事実。
海外の友人知人と話していると、さらに進めて2つになっちゃえという議論になるくらい(笑)。
「2つ」って議論だと政治と一緒なんでしょうか。私は専門家でないですが、2つだとわかりやすいのは事実。
細分化するとイニシアティブがはっきりしない気はします。国民みんながいろんな党や人に投票し、支持がばらついた中で、それでもマジョリティに類される人・党が当選する。でもそこに入れなかった人達の民意は果たして反映されるんでしょうか?
何より、これで今時点宙ぶらりんの稟議IT案件、国会で扱ってもらえないがためにそれをトリガーにする案件がすべて止まっているわけです。止められるべきものとそうでないものがあるわけで、これもゆゆしい話で・・・
選択肢が増えると、次回も同じ政党・人か、あるいは違うところにするかの選択肢が増えるわけで、つまりは民意のダイレクションはばらけるリスクを持ちます。それ自体が悪いわけではないけれど、力学的には、単純に「A or B」じゃなくて、「A or B or C or・・・」となったときに、AかBを推して、与党か第一野党になったどちらかの支持者と、C以降のマイノリティ支持者の思いは違うんじゃないかと。
最近、2社合併じゃなくて、3社統合や複数段階で3社以上の統合をするケースにおけるコンサルティング従事機会があるんですが、選択肢(この場合は旧母体)が多くなればなるほど、統合が非常に難しくなる。
それと同じ苦悩を今、選挙で感じています・・・
(今日は感想までで失礼・・・)