熊本市動植物園にて
ビジネスデイなのに帰省していたものでこんなエントリばかり多くてすみません(今日職場復帰しました)。ところで今回、地元の宣伝というわけではなく、いかに東京都心の定義する自然と田舎の自然のスケールが違うか体感した気がします。
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日曜は80周年記念で無料だったそうですが、通常で入園料は300円、園内の遊園地遊具も100円か200円で割安です。
変な話、ペットボトル飲料が110円~150円なのがとても割高に思える(笑)。
ラインナップでいうと、上野とか東武とか、あと市原ぞうの国なんかと比べてもたくさん動物がいるわけでもないし、すっごい有名な人気動物がいるわけでもない。
ましてやいちおうは平日ですから子供が夏休みになった分休める大人が家族連れで来ている程度で、とても閑散としていましたが、平日ってどこでもこんなもんなんでしょうか。・・・でもなごやかで混んでないから快適で。
清潔感というか、メンテナンスについてはむしろ都心よりよくないかもしれません。でもしょうがないよなあ。地方のレジャー施設に経営余力がどこまであるだろうと思えば・・・そんな職業柄のことも思案しながら園内を闊歩していました。
キンシコウという、貴重なサルがいて、なんでも日本ではここだけとか。
そんなのがいると思えば、チンパンジーは死んじゃっていないとか、アザラシやオットセイもいないけどシロクマがいたりとか、・・・バランスとかは、東京にいると当たり前のような思っているラインナップからは、なんか欠けてるのがあるなあとついつい思っちゃうんだけど、でもそんなこと気にしてもしょうがないですねえ。かけてても別に不満ないし。
しっかし、帰省していて感動的に思ったのは、
こちらの人達はいかに自然に地域密着型コミュニケーションができるかってところですねえ。
「おつかれさまです」・・・うちの家族・親族が園内を清掃したり植樹の手入れをしている人への声掛け
「どうもありがとうございます。暑いですねえ。」・・・その返事
スムーズというか、自然に会話している流れで園内の職員と客が融合していて。これは、都会にいると、周辺のレジャーではなかなか出合えない気がします。確率論というか、割合の問題でしょうけど。
物価は違う、生活基準も平均年収も違う、いろいろ環境が違う前提だけど、都会にいるとなんとなくサービス業とその利用者みたいな関係がもっとギスギスしてしまうんだけど、そういう感じがなくて、もちろん対等で、かといってどちらかから高圧的なものもなく、とてもとても平和的な。
いっぱい写真をはさみましたが、・・・ついつい、居心地が良かったんでしょうね(笑)。こういう地方を守る政治に今後期待したいですねー