出世の限界
ビジネスに携わる人なら大半は「金欲」や「出世欲」もあることでしょう。
たまに部下とか知人から「どうやったら出世できるのでしょう?」と聞かれることがあります。
難しい質問です。
そもそも、最終的に独立起業が目的なのか、雇用されたまま経営職へ進みたいのか、いろんな形態もあるし、自身別にライン長で採算管理領域を持ってはいますが、社長でもありませんし。答える限界があるんだよねー。
「自論の持論」なんですけど・・・
出世の限界は、個人差は当然ある上に、タイミングを計り間違うと、どんどん限界値が下がるものと思っています。
つまり、
もともと限界値が存在していて、その人の天性のもので、運やらツキに恵まれていれば、そのMAXを味わうことができるのに対し、いろんな図り間違いによって、その達成値はどんどん下がっていく運命にある、と私は思っているんです。
なので、
上述の質問には、私は真面目に答えたことがありません。
出世はどっちかというと他人というか、自分でなく他社が決めることであり、目指すとか意識するとかは自由ですが、自分が決めれる話じゃないと思ってます。
ぶっちゃけ、個人企業に近い零細企業であっても、社長&CEOを名乗ることができますし、それをもって出世欲が満たされる人なら、そんなキャリアパスを描けばいいだけのこと。
大企業の社長だって、いわゆるレースに勝利して社長のイスに座るけれども、必ずしもやりたくて成りたくての人でもなく、当該企業の存命を考えれば必須の人事だったりするわけですから。
ちなみに自分は基本的には「出世欲」の塊だと思ってきたのですが、途中から、自分にはよっぽど「金欲」の方が強いことが自己分析で判明し。以来、出世欲を意識的に捨てるよう努力することにしました(本当に捨てれるわけではありません。あくまで意識の問題です)。
でも、その「自分は金欲が強いこと」を認めてからは、自分の想像以上にラッキーな出世が果たせてきている気がします。だから不思議です。切望していた頃は手に入らなかったポストや処遇を、今はその恩恵にあずかれています。
週末とはいえ、なんかとりとめないオチになっていきそうなんですが(苦笑)、とにかく、出世の限界はどっちかというと素養の問題に近くて、自分で潜在的に持っている能力以上に実現することはできないけれども、努力を継続することで、最大値に限りなく近い達成を得ることはできるかな、と私は思うのです。
なので、自分は努力を継続だけは心がけています。
ただし、自身は金欲の方が強いわけですから(笑)、達成指標はそっちで計っているんで、ちょっと半端なんですけどね。だから人間の器がちっちゃいんだろうなあ(爆)。