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IT、特にコンサルに携わる方々を癒すメッセージを、ついでに趣味のダーツ話も交えて・・

企画は「ひらめき」じゃなくて「情熱」なんだヨ!

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最近、事業企画の相談がなぜか私にやってくるのです・・・プロジェクトマネジメントじゃなくて(苦笑)・・・対応できることは客商売だからやりますけど、うーん、なんか「死神」に向かって新規事業企画とか再生戦略とかどうなのよ?!って感じもするしなあ・・・

 

そんなとき、魂のない死神の前で部下が一言、「企画は情熱があって成功するんデス。機転とかひらめきとかそんなのは序章デス。熱意ない企画がうまくいくはずがありまセーン!!」

 

やるなあ。同感。共鳴。

 

ですなあ。別に企画じゃなくてもなんでもそんな気はするけど。

 

正直ビジネスの会話に「情熱」なんて言葉と持ち出すSCENEを想像したことがなかったんだけど。

でも、確かにどんなビジネスイベント、ビジネスプロセスも、ゴールを期待通りのレベルで達成するには、特に個人プレイじゃなくてチームワークで成果を出す場合は、「情熱」で周囲を牽引する必要がありますからね。

「すっげえなあ」って技術力を周囲に認めさせたとしても、情熱がないと牽引力は持続しない。

 

著書「SEコンサルタント方法出版とき、私はコンサルタント(CONSULTANT)になぞらえ、主として10の評価軸で個人をプロファイリングし、半永久的に後進に教え、躾けていくとうたったのですが、

Courteous           (礼儀)              言動が常に礼儀正しいこと

Originality          (独創力)           独自のアイデアを盛り込めること

Neutral               (中立性)           客観に徹して中立的な意見が言えること

Specialty             (専門性)           どこかに差別的な専門性を持っていること

Usable                 (実現可能)       常に提案内容が実現可能なものであること

Leadership          (統率力)           率先して周囲を牽引できる力があること

Technique           (技術力)           匠といえるだけの実務技術があること

Attractive            (魅力)              魅力ある人格を備え磨いていること

Notable               (著名)              何かの分野で有名であること

Timely                 (適時性)           スピーディに成果が出せること

 

なぜに最初が「礼儀」なのか、「情熱」を説いた後輩に教えられました気がする。

 

熱意のないコンサルティングは成果を産まない、ってことなんだなあ・・・

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