すっごい忙しいけど・・・中国産食品入り弁当はなんとなく嫌だ
既に冷凍餃子の件がすごいNEWSになっていますが、低価格と調理の手軽さは捨てがたいだけに、事件になったからといって、中国産食品全てを否定するわけにもいきませんね。
最近仕事が忙しくて、ランチタイムに外出する時間が惜しく、殆ど毎食お弁当を買います。
弊社のビルにはお弁当屋が5件、コンビニが1件あります。
5件といっても、飽きと味の評価の問題で大体3種類くらいについつい購買対象は絞られ、それを気分でローテーション。
コンビニ弁当も含め、これらお弁当の中に、中国産の野菜その他の食品がいろいろ入っているかも知れない、さすがに少しは絶対入っているだろうとか思うと、最近、少しどきどきします。
中国産製品の全部が悪いわけじゃないけど、それはわかっているんだけど、・・・でもやっぱり気分的にすごい不安になる。
ブランドって怖いです。つくづく。
第3者の悪意によって生産者と消費者の双方が被害者になるケースであっても、結局消費者はその生産者からの購買を控えてしまうわけで。
さらには、その生産品の同類すら、敬遠されてしまう可能性もあります。
今回の事件で中国産の食品が敬遠されて国産志向になった場合、国産の業者さんにとってはプラスになることがあるかも知れませんが、真面目に商売している中国産の生産者および利用業者にとってはダイレクトにダメージがありますし、国産志向の結果食品価格の上昇となれば、消費者にとっては単純にいえばエンゲル係数の増加、負担増ということにもなります。
そこまでシンプルに言うのは短絡的なのかも知れません。でも、今までは安心していつも食べていた食品が突然手に入らなくなったり、より高価なもので代替されるようになれば、何より消費者にとってそれが大ダメージです。
妻が先日、「ガソリンが値上げしたのはハンドボールのせいなの?」って私に言いました(爆)。
いや・・・それは順序が逆じゃ・・・ただ、妻もなんだかんだいろんな商品やサービスが次第に値上がりしていることに敏感になっているようです。
とにかく政治家とお役所には、このまま事件や根本的な問題を放置することなく、まず原因究明、犯罪の場合は犯人逮捕、信頼回復のための、日中でのリスク管理体制の再整備、消費者への安全確認メッセージ配信と継続的監視、等々、やるべきことをどんどんすみやかに進めて欲しい一念です。
全体としては中国産依存な状況はそう大きく変えられないのですから・・・