派閥があるのは良いのか悪いのか・・・
政治家じゃないですが一般ビジネスにおける企業組織において、派閥が生まれることは結構起きることだと思います。
不肖のような業界、不肖の会社規模においても、それは起きえることです。
派閥が、常に悪とは全く思っていません。
むしろ良いことも多い。
博識と思ってもいませんが、派閥には次のようなメリット・デメリットがあると思っています。
<メリット>
・実力ある派閥のリーダーによりたくさんの所属メンバーが充分に教育・指導されていく。
・大体において派閥はボトムアップ式に誕生するため、所属メンバーが献身的に活動する環境が整っている。
・伝えたいメッセージはリーダーが納得さえすれば周知が簡単。
<デメリット>
・力を失った派閥は所属メンバーが全く機能しなくなり、お荷物化するリスクを大きくはらむ。
・「ニンジン」が足りないと派閥ごと離職されるリスクが存在する。
・リーダーが納得しないメッセージはどんなに会社組織からの「指示」であっても派閥の誰もがそれを遵守しないリスクが大きい。
世の中には派閥を作ろうとする人とそうでない人と傾向が分かれるようです。
ただ、突然自分が派閥のリーダーに成る!と宣言する人も、これまた少ないように思います。
上述したように大抵は、仰ぎたい人をリーダーにたてて派閥を結成し、派閥の力で自分を守ってもらいたい、自分の出世や増収をより容易にしたい、と思う人達がリーダーに「派閥化」を進めるのが割合多いと思います。
「その人の派閥に入れば、楽しく、ためになる仕事が続けられる」という真面目な思いから派閥を希望する人も少なくありません。
なんだかんだいって会社は会社。
より良い仕事、より良い評価、より高い報酬、より高い地位や権力が、誰だって欲しいですよね。優先順位は別にして・・・
派閥化した方がいいと思う人達が一定数産まれていくのは仕方のないことです。
ただ、会社に一定のメリットを与える派閥でなければならないと思います。
時々、社内外から私に「派閥化」を勧める人がいます。
『自分が尊敬しお仕えする人が(生意気言ってスミマセン^^;)会社や世間から高く評価されていなければ、旗を仰ぐ意味がない』
だそうです。
いや、お恥ずかしいm(_ _)m・・・でも、ありがたいお話です。
私のことはどうあれ、「派閥化」することが会社や業界・世間のためになる場合は、確かに、その人をリーダーとして仰ぐ体性造りを推進する方がいいのかも知れません。
・・・なーんか今日はつぶやきで終わってしまうのですが、最近、ふとそういうことを考えるのが多くなりました・・・