デザイナーはもう必要ない?!ドラッグ&ドロップでプロレベルに作れる究極のデザインツールCanva
名刺を作りたい、お店のポスターを作りたい、Webサイトのヘッダー画像などちょっとした画像を作りたい。かっこよく作りたいけどプロに頼むお金はないって方に朗報です!
このツールを使えば、プロに頼まなくてもプロレベルのデザインができちゃうかもしれない、という時代がとうとうきました。
スキルとセンスのない我々を救ってくれる究極のデザインツール、それがCanva(キャンバ)です。
と、少し大げさに書いてしまった感はありますが、Canvaは海外では既にプロのデザイナーですら使い始めているツールです。「仕上がり」と「スピード」を重視したアプリケーションのため、素人が手軽に作成するため、デザイナーがより多くのデザインに集中するためのどちらでも利用が可能です。
誰もが一瞬で気に入ってしまう理由
さて、私とCanvaとの出会いを多少書きます。Canvaを最初に知ったのは今から約1年前のこと。アメリカの友人から、「デザインの常識を変えるものすごいサービスがある」と紹介されたのがCanvaでした。その場で見せてもらったデモのクオリティの高さに驚き、私は一瞬でCanvaのファンになったものです。アップルファンの方にとってはこのニュースのほうがCanvaに馴染みがあるかもしれませんね。
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Canvaはオーストラリア発のサービスで、まだ残念ながら日本語化されていません。よって日本語表示に多少の問題はあるものの、操作においては英語であることを全く感じさせないほど簡単で驚きます。
まず登録してみよう
Canvaの登録に必要なのはメールアドレスのみです。Facebookアカウントをお持ちの方は、Facebookアカウントでも登録できます。
次に、どんな物を作成するか、基本となるレイアウトを選びます。レイアウトには、名刺、ポスター、プレゼンテーション、招待状、twitterのヘッダー画像など、現在17種類の基本レイアウトが用意されています。今回は試しにポスターを選択してみましょう。
画面左にポスターに最適なテンプレートが表示されますので、好みのテンプレートを選択します。
ここからの操作が非常にCanvaは優れています。まずは自分の画像を挿入するため、画面左のUPLOADをクリックします。そして試しにFacebookのボタンをクリックしてみましょう。すると、なんと自分のFacebookアカウントにアップロードした画像が表示されます!これは便利!
あとは表示された写真を右のポスターへドラッグ&ドロップするだけ!なんと簡単なことでしょう。驚きの操作感です。洗練されたレイアウトに写真をドラッグした際の、写真が自動でピタッと収まるこの心地よさ。後は文字をリライトすれば完成です。
即戦力で使える名刺やプレゼン資料、twitterヘッダー画像レイアウト!
Canvaで即使えるデフォルトフォーマットを紹介します。
ソーシャルメディアを幅広くカバーしてますが、Kindleカバーまで用意されてます。画面を右にスクロールするとまだまだ出てきますね。
私のようなノンスキルな人間にとって、twitter画像やfacebookページのカバー画像を作れるのは本当に素敵です。
ソーシャルメディア系の画像だけではなく、結婚式の招待状なんかも作れますよ。
また、既存のレイアウトに収まらないものを作成したい時はレイアウト右上のUse custom dimensionsをクリックすると、好きなPixel、ミリ、インチのサイズでキャンバスサイズを指定できます。私の知人はこれでCDのアルバムジャケットを作成していました。
素材の数は100万!
画面左のSearchを押すと、大量の画像や素材が表示され、そのほとんどが無料で利用できます。
プレゼンテーションで使う吹き出しや、ポスターにちょっと添えるラベルの素材も豊富。
フォーマットは画像かPDFに
出力形式は現状画像かPDFで保存する形のようですが、これはどう考えてもこれだけでは終わらないでしょうね。ここまで簡単に名刺やらポスターが作れるなら、実際に出力までいきたいところ。そして、予測に過ぎないですが、ここまで作れる人達がさらにすごい世界を考えないはずがありません。もっともっと進化するんでしょう。この状態でなんせβなんですから。
日本語は未対応、酷似サービスも登場
さて、このCanvaですが、残念ながら日本語化対応はまだされていないため、いたるところでフォントの問題があります。日本語表示がうまくできないケースがあり、ポスターなどを作成される際には注意が必要です。早急に日本語対応が望まれるところですが、日本語化対応については現状まだ何も発表されていないようです。ただ、レイアウトにちょこちょこ日本を意識したもの?が見受けられるので、多少は日本を気にしてるのかもしれませんね。
また、Canvaを明らかに真似たであろうサービスも日本で登場してきました。操作画面などはそっくりに作られていますが、それだけCanvaの操作感が秀逸だということの証拠でもありますね。