吉野弘さんの詩「生命は」

昨日、テレビをつけて面白そうな番組を探していて、たまたまケーブルチャンネルで是枝裕和監督の映画『空気人形』のメイキング番組をやっていたので見ていたら、詩人の吉野弘さんの「生命は」という詩の話が出てきました。気になったのでネットで検索したら、詩の全文が載っている記事がありました。

詩空間: 吉野弘「生命は」

生命はそれ自体欠如を抱えていて、その欠如を知らず知らず他者と埋め合うことでつながっているのだという内容が、生命や世界の本質的なものを表わしているように感じられて、いい詩だなと思いました。吉野さんの「祝婚歌」という詩は前から知っていて好きだったのですが、こんな詩も書かれていたのですね。

常日ごろから、こういう作品に触れ合う時間をつくるようにしたいですね。