大人になった今だからこそ子供のころの夢がかなえられる
とても共感できる記事がありました。
大人になっても夢を持ってよいということ - My Life After MIT Sloan
人生は一度なのだから、自分が本当にやりたかったことや夢をかなえないで生きるのはもったいないという話です。
子供のころは好奇心旺盛で、常識にとらわれることが少ないので、何にでも興味を持ち、やりたいことや夢をいっぱい持っていたはずです。それが、だんだんと、自分の才能不足や能力不足を意識したり、親からそんなことは無理だとさとされたり、周りの目を気にするようになって自分の気持ちを押し殺すようになったりして、常識にとらわれ現実的になり、夢がしぼんでいき、持っていたはずの夢を忘れてしまいます。
それで、今の生活に満足できれいればそれでもいいでしょうけど、自分の人生に何か物足りなさを感じているのであれば、もう一度夢を持ち、その夢の実現のために動き出すのはとてもいいことだと思います。
私の場合も、出版社を辞めてからフリーランスでしばらく活動していたころ、現状に何か物足りなさを感じていました。そのとき、インターネットでアメリカ留学プログラムのページを見つけて、自分がアメリカが好きだったこと、昔留学したいと思っていたことを思い出し、今だからこそその夢はかなえられるのではないかと思い、実現に向けて動き出しました。
それから約1年後に留学の形でアメリカのロサンゼルスに移り住んだのが39歳のときでした。最初は2年ぐらいの予定でしたが、そのまましばらく居着いて7年ぐらい住むことになり、その間に多くの方々と知り合い、現地に住むユニークな日本人の方々の本をプロデュースをしたり、日本映画の映画祭をやったり、映画ビジネスの会社やNPOを立ち上げたり、いろいろな経験をすることができ、活動の幅がそれまでよりはるかに広がりました。
大人になって夢をもつため、夢を再発見するためには、自分史をまとめてみて、子供のころをじっくり振り返ってみることが有効です。大人になった今だからこそ、子供のころにやりたくてもできなかったことも、できるようになっているはずです。私がアメリカに移住したのが39歳だったように、たいていのことは遅すぎるということはありません。ぜひ自分史を活用して、夢を再発見して、その夢の実現のために行動を起こしてみませんか。