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顧客サービスとITのおいしい関係を考える

スーパー相場師の闘い

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我が家では食料品を駅前の電鉄系スーパーで買うことにしています。同じ電鉄系のクレジットカードで払うと、ポイントが貯まります。ポイントはレジの支払いで値引きに使うことができます。

少し前からレジでレシートといっしょにポイントラッキー券なるものが出てくるようになりました。例えば「2,000円以上お買い上げで30ポイント」のようなクーポンです。「8品目以上でお買い上げで30ポイント」というのもありました。有効期限が数日後から週末までというのが多いです。クーポンは必ず毎回出るわけでもないようです。

店の狙いとしては、「今週中にもう一度来店して、なるべくたくさん買ってください」ということなのでしょう。実際、ラッキー券を使うためについ一品余計に買ってしまったりします。まさに狙い通りというところでしょうか。

我が家はこのスーパーで、5年以上クレジットカード払いで買い物しています。つまり、我が家の嗜好や消費頻度のデータはスーパーで把握可能なはずです。どのラッキー券を使ったかというデータも、クレジットカードに関連付けられてレジで記録しているでしょう。

これだけデータがあれば、パーソナライズされたクーポン発行が技術的には可能です。例えば、我が家の米の消費ペースを狙い打ちした「お米のお買い上げで○○ポイント」のような提案をしてもらいたいところです。または、我が家の定番商品と新商品のセット割引クーポンというのも、新商品の固定客を増やすということでおもしろいかもしれません。

いつ頃からこのようなパーソナライズが始まるのか、毎回楽しみにしてレジに並んでいます。

まずは、どの曜日に買うと、どんなクーポンが出るのか出ないのか、を日々研究中です。

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