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「さん」付けについて

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アセンディアの酒井さんのブログに、社内で「さん」づけにするか役職で呼ぶかという話が話題になっていたが、最近ときどき困るのは、社外の人とミーティングをするときに、社内の人に対して、「さん」をつけないという習慣である。一つの会社にずっといた時代は良かったのだろうが、転職が多くなると、社内の A さんと社外の B さんの関係のほうが、私と社内の A さんの関係よりも「濃い」というケースが良く出てくる。そこで社内の A さんを呼ぶのに、「さん」を付けないことに違和感を感じることがある。社内を身内、社外を他人と単純に割り切れない状況が多くなってきているように思う。

「さん」付けに関しては、会社に「さん」を付ける習慣も転職が増えてくるとややこしくなる。自分が元いた会社に「さん」付けするのは、なんとなく不自然だ。たとえが良いかどうかわからないが、結婚して姓が変わった人が自分の旧姓に「さん」をつけるような不自然さを感じる。私のケースは、幸い (?) これまでいた会社は、最後にいた IBM を除いて、吸収合併などで会社としては存続していないのだが、IBM のことを「IBMさん」と呼ぶのには抵抗がある。

人の名前は、社内であっても社外であっても「さん」付けで呼ぶことで OK として、会社の名前には「さん」をつけなくても失礼でないということになれば、悩みが少なくなって助かるのだが...。

Comment(6)

コメント

大学にいても敬称をつけるかつけないかは、悩むことがあります。外部の方々と打ち合わせや共同研究をする際、自分の指導教員を何と呼ぶか。先生をつけるか否か。
以前研究室に「勤務」してたときは、上司でもある教授のことは敬称無しで言っていましたが、「学生」になるとなんていえばいいか悩みます。

内も外も敬称付になるとすっきりしますよね。

Katsushi Takeuchi

ako さん、コメントありがとうございます。

大学や他の学校では先生同士はお互いに「先生」と呼ぶことが多いので、同じ悩みがあるとは思いませんでした。勤務したり学生になったり立場が代わるとさらに混乱しますね。

t-aono

(おひさしぶりです。その節はお世話になりました。)

私は、意識的に、法人には「さん」付けをしていません。
奇異な慣習と思うからですが、同席する方がギョっとするのは時折感じます。

「させていただく」がまかり通るご時世ですから、そのうち全部が「様」になるのかもしれませんね。

t-aono さん、おひさしぶりです。コメントありがとうございます。

「さん」をつけないことで驚く人もいるでしょうね。呼ばれる側の人よりも、「さん」をつけなかった側の同僚の人の方が気にするのではないですか?

t-aono

そうかもしれません。「上下」があるからでしょうか?
対面でも御社/弊社で、何の問題もないのに。実に奇妙です。

石川

韓国はまた似て非なる「さん付け」文化らしいですね。
とにかく年上がえらいらしく、たとえば僕が社外の人と話していてでも、必ず
「竹内さんは、今席をはずしていらっしゃいます」
となるそうです。
韓国は儒教が強く、年長者がひたすら偉いかららしい。これに対し、日本は、年長も敬いますが、コミュニティ(昔は村?家?今は会社)がより強く、かつ謙譲の精神が絡んでくるという特徴があるようですね。
国内での転職が増えると混乱してくるのもそうですが、こちらから複数の国に出かけていくとなると、どこの国でもこういった文化的参入障壁に悩まされそうですね。

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