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ソフトウェア製品開発現場の視点

Skype が使えない

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前のブログに書いた、アメリカにある子会社の Realcom Technology の新しいオフィスとプロジェクトの立ち上げのために Silicon Valley に滞在している。オフィスは、Silicon Valley でも南のほうの San Jose になったので、そこから車で15分ほどの Sunnyale にホテルを取った。ホテルの案内では、全部屋で High-Speed Internet が無料で使えるということになっていたが、実際に使ってみるとネットワークのスピードが遅く、Skype の電話の声は途切れ途切れになり、とても耐え切れなくなって、途中で普通の電話に切り替えてしまった。スピードを計るサイトで、チェックすると 0.053 Mbps という結果になった。「え?これって、56Kpbs のモデムより遅いということか...。」こちらの夕方の時間帯は、そこそこのスピードが出ているので、あまり速くない回線をホテルに滞在している人全員で共用しているのであろう。無料の Skype には、やはりバックアップの通信手段を用意しておく必要を強く感じた。

アメリカの個人向けのインターネットのスピードは、日本の光ファイバーの 100Mbps と比べるとかなり遅いと聞いているが、一方サービス面では Google が Mountain View 市の全域で使える無料の無線 LAN を提供し始めているなど、上回ってきている。ただ、サービスがいろいろ良くなったとしても一度速いスピードを経験すると、もう遅い世界には戻れない。ホテルの評価サイトにインターネットの実測スピードなどが出てくると、ホテル選択に役立ってうれしいのだが...。

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