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つくったひとはえらい

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 すいません、先週のブログ記事をアップし損ねてまた水曜日が来てしまいました。水曜日だけやってくるのがやけに早くないですか? バグ?

 先週の記事は改めてどっかでアップしますが、きょうはつくったひとはえらいというはなし。

 ぼくも技術者の端くれとして生きているわけですが、どうも一日の中での行動ポイントというかマジックパワーというか、なんだか分からないけどそういうものがかなーり少ないようで、家に帰ってなんか作ったりするとか、そういうのが出来たためしがありません。ひとなみに「あー。こういうのあったら便利だなあ、作ったら良いかなあ」とか思うことはそれはもうすごく良くありますが、それを動くところに落とし込むところまで行き着く気がしません。家に帰って家事とかしつつぐだぐだしてると眠くなってきてもう一日は終わりです。一日ってやけに早く終わりませんか? バグ?

 なので、とにかく「アイデアを形にしたヒト」ってのは無条件でえらい、と思うことにしています。個人の技術者がひとりで作ったサービスってのは世の中にたくさんあって、実際使ってみるとけっして使いやすいこともなくて、こうなってたらいいのに、って思うことも多いです。自分が考えてたのと似たようなサービスもやっぱりあって、でもそれは痛し痒しみたいなのだったりする。でもそういうのをひっくるめて、そのサービスが作られて底にあることそれ自体でもう尊敬できます。ぼくの頭の中にある「ぼくのかんがえたすばらしいアプリ」なんて本当に価値がなくて、そのちょっと使い勝手が悪いけどそこにあるってことのほうが圧倒的にえらい。僕がよく使ってるサービスでもなんだこのひどいUIは、と思う瞬間があるけど、それをぼくが使おうとしている時点でもうぼくの瞬間の感情なんてねじ伏せられるほどの意味がある。

 そんなことを思いますよ。でも、じゃあ、自分もやれよ、と自分に言うとね、「もうMPがないから、寝ますね」と自分が答えるのです。そうやってなにも出来ずに一年が終わるのです。一年ってやけに早く終わりませんか?

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