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iPhone発売後1週間が過ぎ、今日は3連休の中日。

モディファイが発表したiPhone用ニュースリーダーであるMODIPHI for iPhoneは、iPhone上で新規登録できること、および登録しなくてもだいたいの記事が読めること、検索ができることなどの特長があり、しかもAjaxの有効な活用とiPhoneの画面に合わせたUIの設計により、僕たち自身が驚くほど多くの方に試用いただいているようだ。

ユーザー登録してアカウントをとれば、自分だけのプレイリストを作って購読したい情報を整理することも可能だし、気になる記事のアーカイブも可能だから、さらに便利になる。だから、実際の登録も、PC/Macからの登録数をはるかに上回るいいペースで進んでいる。

MODIPHI for iPhoneはまだベータだ。Web2.0的にいえば”永遠のβ”だから、常にブラッシュアップを続けていくが、それでも早めに正式版としてのリリースをしておきたいと思う。

モディファイは、iPhoneプラットフォームでの事業展開を非常に重要視している。市場の大きさとかそういうことではなく、これまでのケータイの閉ざされたWebとは違い、PCとモバイル機器のWebが本当に融合していく、「吉兆」であると思っているからだ。

前にエントリーしたかと思うが、テスラモータースというベンチャーがある。ノートパソコンのリチウムバッテリー技術を応用し、電気自動車を作り上げてしまった凄い企業だが、バッテリー技術だけなら他にもあるし、電気自動車を作るだけなら、GMやトヨタあたりの研究のほうが進んでいたろう。しかし、彼らは汎用的な技術の応用と、まず最初にカッコいいスポーツカー「テスラロードスター」をリリースするというアイデアでブレイクスルーを行った。(トヨタのハイブリッドカーであるプリウスがある意味平凡なデザインからスタートしたのとは好対照だ)

テスラロードスターは耳目を集め、その結果、より広範な市場に売れるであろうセダンを作る資金を得た。そしてバッテリー技術を既存の自動車会社に売る可能性も広げることができた。

僕たちにとって、MODIPHI for iPhoneは、このテスラロードスターなのである。

だからどこよりもかっこ良く、クールで、セクシーなWebアプリケーションに仕上げたいと思っている。

++ 7月22日に、iPhoneプラットフォーム事業に対する僕たちのコミットメントとして、また一つ発表を行う予定です。

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