僕がFeedにこだわるワケ
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最初に言い訳から入るのは卑怯な気もするが、僕は2005年に『ビジネスブログブック』という、大企業がBlogを社内外で使って事業に役立てるための手
法を書籍にし、同時に日立から(というおよそBlogメディアとは真逆にある企業)からイントラブログというコンセプトと日本で(おそらく)初のイントラ
用Feedリーダーをリリースした。現在のBlogビジネスの盛り上がりを見れば、この見通しが正しかったことは証明されていると思う。
また、『Web2.0BOOK』やSpeed Feedのエントリーを通じて、Web2.0のブーム到来とエンタープライズ2.0(僕自身はイントラネット2.0と呼んだ)の興りを予言したが、当時は 多くの批判を浴びたものの、今では数えきれないほどのWeb2.0評論家が存在している。
もっというと、mixi登場以前に僕は事業としてSNSを1999年に公開しており、このときは時代を先取りしすぎて大失敗を喫した・・・。
つまり、この数年に限っていえば、僕の予言はかなりの確率で当たっているのである。言い出すのが早すぎるので、本人としては思ってもみない反論を受けたりもするのだが。
セカンドライフはイケてない、というのもけっこう勇気がいったが、実際事業としてみればバブルであることは既に徴候が見え始めている。
いま、僕はFeedという、RSSによって作られる新しいインターネットのトラフィックが、僕たちのインターネットライフを大きく変える、と思っており、 それを公言している。そんな時代はこない、という意見と、同意してくださる意見を大まかに比べてみると、3:7くらいで反対される意見のほうが多いように 思えるが、悪い徴候ではない。
深夜のエントリーなので、我ながらちょっと意固地というか、どんだけ主張するの、といわれそうなことを承知でいうのだが、誰がなんといおうと、Feedは次世代のWebを牽引するテクノロジーであり、最重要なデータトラフィックになる。
そのときに僕がメインストリームにいられるかどうかは別として、Feedの利点をうまく取り入れる企業が、次のDecadeをリードすることになると思っている。
なんでかな、今朝、川田龍平さんのインタビューを見たせいかな。彼は31歳だが50歳まで生きられれば上等だという。それまでにできるだけのことをする、 生きた証をみせる、やるべきことだけを為す、とキッパリ言っていた。今回の参院選で僕は彼に一票を投じた。僕は僕の信念に一票を投じよう。Feedは、 Web2.0を、次の領域に牽引する、最重要なテクノロジーの一つであり、僕はmodiphiを通じて、それを証明していこう。
でも、今日はもう寝ます。
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- Source
- Channel
- Feedはマーケティング戦略のミサイル
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