「iTunes Music Store」（iTMS）の日本国内サービス開始

Macユーザーの僕にとっては、iTunesによる音楽配信サービスがいつ日本で始まるか、とても気になる。もちろん既にこのサービスはMacだけのものではなく、むしろWindowsユーザーのほうが対象として多いのだと思う。
既にAppleは100%子会社 アイチューンズ株式会社を設立、しかもエイベックスとの提携を決めているとのことで、サービス開始はもはや秒読みだろう。

iTunesというソフトウェアがAppleから発表され、実際に使ってみたときの驚きと楽しみは、個人的に筆舌に尽くしがたいものだった。非常にシンプルなインターフェイスでありながら、大量の音楽データをさまざまな形で楽しむことができる、ジュークボックスソフトとしての完成度は、無償で配るのが不思議なくらい。

iPodという大ヒット作がAppleの業績を引っ張っているが、これも、iTunesというソフト、そしてWebサービスとしてのiTMS、そのデータを持ち運ぶためのハードであるiPodという組み合わせの妙があってのこと。日本ではiPodをソニーのウォークマンが激しく追い上げているようだが、iTMSが日本でスタートすれば、再び大きく差を付けられてしまうかもしれない。

サイボウズであれば、イントラネット用のパッケージソフトと、インターネット上のWEBサービス＝cybozu.netの組み合わせがあれば、とても便利じゃないか？とアドバイスいただくことが多いのです。そのほうがきっと儲かるよ！と（笑）。
確かにそうなのだけれども、AppleでさえもiPodの発売からiTMSのサービスインまでかなり時間がかかったことだし、我々も、まずはcybozu.netを予定通りカットオーバーして、なるべく多くの皆様にお使いいただいて、それからゆっくり、そういう組み合わせを考えていこう、と考えている。
それに、青野CEOとよく会話するときにも、「ビジネスの成功も必要だけど、まずは社会貢献をしたい。みんなに喜んでもらえるインターネットサービスにしたい」という意見でまとまります。愉しく役に立つサービスを作って多くのヒトに使っていただく。まずは、そこからかな、と。

・・・・今日から3連休。皆様、どうお過ごしでしょうか。