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地方都市の楽器屋が「楽器屋」「小売店」という枠をITを使ってどうやって越えていこう。そんな日々をレポートします。

「はじめまして」のお話です。

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はじめまして 愛知県豊橋市で楽器屋をしています。
白井紀充(しらいとしみつ)と申します。

この度、ITmediaさんのオルタナティブブログにBlogを書かせていただくことになりました。

楽器屋を経営しています。
私がSNSを担当し、得意な分野「打楽器」を思いっきりアピールして行ったら、マイナーな分野ながら、全国的に存在を知っていただき、「ITmediaでBlogを書く」という楽器屋では普通あり得ない機会を頂くことが出来ました。
基本的には、SNSを運営していく上で感じたことを書いていく予定です。
よろしくお願いいたします。

初回の記事は、何を書こうかと思ったのですが、
最近、実感した事「はじめまして」の感覚がとても大切という話です。

実は、最近、当社のTwitterアカウントで「お客様用駐車場の案内」をしたのですが、地元の方や、何度か来店してくださっている人でも知らなかったというリプライを頂きまして。この点にとても反省したのです。

SNSでの発信でも、商品の案内でも、バンドやアイドルのMCでも。
初対面のお客様たちに対して「はじめまして」の姿勢が出来ている事はとても大切で、それができている人たちは、とても伸びていると感じます。

例えば、人気バンド「凛として時雨」のドラマー「ピエール中野」さんは、MCで「今日はじめてライブに来てくれた人いる?」と聞きます。
また、最近急激に伸びている「生ハムと焼きうどん」というアイドルのYouTubeでの告知の丁寧さも素晴らしいです。

私の場合「楽器」というカテゴリの特に「ドラム」関連の商品を扱っています。
老舗ブランドから、新興のガレージメーカーまで沢山のブランドがあるのですが、
いつの間にか、2-3世代前の新機能の説明を忘れてしまいがち。その説明を忘れたブランドは、少し時間が経つと、人気が下降する様子を見ることがあります。

製品・サービス最初期の話から革新されていった歴史、その先に「これ」がある。というようなプロフィールを、毎回説明できているか。
SNSでの投稿数が増えれば増えるほど、そういう事を忘れてしまいがちなのです。

SNSの投稿は常に新しい内容を...と考えがちですが、自社サービス・自社製品の定番機能は、流す立場の人がマンネリと思っても、新しく出会う人のために、月に1度は投稿したほうが良いのかもしれません。

扱う製品・サービスの始祖から革新されていった歴史、その先に今「コレ」がある。というような、プロフィールを常々伝えられているか。自分を振り返り反省したのでした。

ということで、初回投稿は文字通り「はじめまして」の話題。SNSでの投稿数が増えれば増えるほど、忘れてしまいがちだけど、「はじめまして」の気持ちを忘れては行けないと反省した最近の失敗談。もしかしたら、自分を正すちょうど良いタイミングにお話を頂いたのかもしれません。

オルタナティブ・ブログに投稿されている先輩ブロガーの記事を読んで勉強させていただきます!

それでは、これから、よろしくお願い致します!

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