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売上が震災前の水準の近づいてきている「南三陸マルセン食品ファンド」

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私は2012年5月1日より、ミュージックセキュリティーズ セキュリテ被災地応援ファンド南三陸マルセン食品ファンド」に出資しています。

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先日、久しぶりにマルセン食品の代表の三浦さんよりメールで近況報告がきました。

売上は震災前に近づいてきている

南三陸マルセン食品ファンドの会計期間は2012年5月1日から2022年の4月30日までの10年間。2014年の7月31日が第2回目の決算日ですが、三浦さんのメールによると、会社の売上は震災前と構成比は異なるが以前に近い数字になってきているとのこと。

出資者は、限定ブログで近況や売上の推移・内訳を確認することができます。3年前の震災で工場、店舗、倉庫、冷凍庫、自宅、車両7台が全壊・流失したことを考えると、まだ道半ばだとは思いますが、事業再建までのご苦労は如何ほどのものだったのかと察します。

本設商店街に向かっている

近況としては、前浜の水産物の水揚げの復旧増大に伴い、商品アイテムの増加、鮮魚出荷量の増大、取引先の復活、新規開拓等々、毎日忙しくされているとのこと。また、震災後は仮設商店街(南三陸さんさん商店街)に店舗を構えていますが、本設商店街に向けて皆さんで取り組まれているそうです。

商品は仮設商店街やWebで購入できる

もちろん良いことばかりではなく、高台移転の遅れ、人口流出等の課題も出てきているそうです。

私たちにできることは、南三陸さんさん商店街にお邪魔したり、Web経由で商品を購入すること。看板商品の揚げかまぼこは私も何度か食べましたが、歯ごたえがあって絶品です。

また、マルセン食品のファンドはもう募集が完了していますが、他にも募集中のファンドがいくつかあります。ご興味のある方は検討してみたらいかがでしょうか。

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