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空き時間を売買して売上の一部を寄付できる「TimeTicket(タイムチケット)」

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すでにいろいろなところで話題になっているので、ご存知の方も多いと思いますが、空き時間を30分単位で売買して売上の一部を寄付できるサービス「TimeTicket(タイムチケット)」を紹介します。

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TimeTicketの運営は、空き時間にお茶したい人を探せるサービス「CoffeeMeeting」で有名な株式会社レレレ、2014年7月1日にスタートしたばかりのサービスです。

30分単位で時間を売買

TimeTicketは、自分の時間を30分単位で売ることができるサービス。ゲストのために自分の時間を売りたい人(ホスト)は、時間をチケットとして発行して、ゲストがそのチケットを購入します。

チケットのカテゴリーは、「スタートアップ」「IT/テクノロジー」「アート」「音楽」「プログラミング」から「ソーシャルグッド」「企画/アイデア」「DIY」「旅行」「フリートーク」など、様々。

具体的には以下のようなチケットが登録されています。

  • ブログのヘッダー画像作ります
  • アクセサリーのつくり方を教えます
  • 進路相談のります など

500円でいろいろなサービスを売買できる「ココナラ」、米国でいうと$5でサービスを売買できる「fiverr」に少し似ていますかね。TimeTicketは時間が切り口ですが。

売上の10〜100%を寄付できる

ただ、TimeTicketが他のサービスと違うところは、売上の一部を寄付できるところです。提供する時間は30分単位で最大5時間、チケット代金の最低価格は1,000円から10,000円で設定できますが、チケットの売上の10%〜100%を寄付することができます。

また、寄付する先をホストが“選択できる”というのも、良い仕組みだと思います。現在は、「子供/教育支援」「環境/森づくり」「教育/人材育成」「医療/情報配信」「難民支援」「人権保護」のカテゴリーに属している、いくつかの団体から寄付先を選べます。

こういうC2Cのサービスで、当たり前のように売上の何%かを寄付できるというオプションが選択できるようになれば、寄付の裾野が大いに広がると思います。

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