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ヤフーの震災復興支援企画「Serach for 3.11」に約250万人が参加、寄付金2,500万円以上に

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先週、3月10(月)にこのブログで紹介しましたヤフーの東日本大震災復興支援企画「Serach for 3.11」の結果報告がヤフーからありました。

2,568,325人が「3.11」と検索

Search for 3.11は、大震災から3年目にあたる2014年3月11日にYahoo!検索で「3.11」と検索すると、1人につき10円をヤフーがユーザーに代わって寄付をするという企画でした。当日は、実に2,568,325人が「3.11」と検索したそうです。

ヤフーは、当初寄付金額の上限額を500万円(50万人が検索する計算)としていましたが、想定をはるかに上回る結果から上限額を変更し、実際に検索した2,568,325人分の金額である25,683,250円を東北の子供たちとその家族を応援する東日本大震災復興支援財団に寄付するとのことです。

検索以外にも、ビジュアライザやムービーの視聴、ソーシャルメディアを通して計測できないほど多くの共感や応援を得たとのことです。ヤフーからのプロジェクト結果報告は以下です。

  • 「3.11」と検索した人数(※):2,568,325人(3月11日0:00~23:59の検索を対象)
  • スペシャルムービー(ビッグデータ篇)の再生回数:403,133回(3月12日12:30時点)
  • 公式サイトのFacebookでのシェア数:約900,000件(3月12日12:30時点)
  • 公式サイトのTwitterでのシェア数:約207,668件(3月12日12:30時点)

  ※検索者数相当であるユニークブラウザ数で算出

当日は復興支援特集ページを展開

また、ヤフーは当日、復興支援特集ページを公開しました。詳細は以下です。

  • 「人と人をつなぐ、作り手が描く未来」
  • 「福島の農業、今を聞く」
  • 「生き延びるための防災術」「みんなの防災グッズ」
  • 「ツール・ド・東北応“縁”団」
  • 「被災地にNPOが必要な理由、そして被災地支援から始まる『未来作り』」

大震災から3年が経過し4年目を迎えたいま、ヤフーをはじめとした大手メディアのこのような継続的な取り組みは、その効果の大きさを改めて思い知らされます。

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