誰かのお願いをソーシャルグラフで解決する「WishScope(ウィッシュスコープ)」
Facebookをベースとした、知識・スキルの売買、フリーマーケット、Q&A、仲間探しなど、様々なお願い機能を持つソーシャル掲示板「WishScope(ウィッシュスコープ)」を紹介します。
WishScopeの運営はザワット株式会社、2011年12月にスタートしたサービスです。
Facebookを利用した募集コミュニティ
WishScopeはFacebookを利用した募集コミュニティで、iPhone、Androidのアプリからも利用することができます。お願いを投稿すると、Facebookのソーシャルグラフの活用により非常に高い確率で解決されるというのが特徴です。
いろいろなサービスを組み合わせている
WishScopeは以下のようないろいろなC2C(カスタマー・ツー・カスタマー)サービスを組み合わせて集約している、とても便利なサービスです。
- フリーマーケット(中古品の売買)
- お手伝い(知識・スキルの売買)
- Q&A(教えて欲しい)
- 仲間探し(社員・アルバイト求人、趣味サークルなど)
Facebook利用したフリーマーケットといえばWhitelist(ホワイトリスト)、知識・スキルの売買のWebサービスといえば海外ではFiverr、日本ではココナラなどがあります。Q&Aや仲間探しのサービスは、言わずもがなではないでしょうか。
それらのサービスをワンストップで集約しているのが便利なところです。その使い勝手の良さは、サービス開始から1年強しかたっていないにも関わらず、登録されている興味・スキルの件数が365,170件(2/7現在)もあるというところにも現れていると思います。
次世代型のご近所掲示板
それ以外にも大きな特徴があります。それは、住んでいる地域の近所のお願い登録者を探すことができることです(サービス登録時に居住している都道府県を登録します)。
「次世代のご近所掲示板」という言い方をしていますが、この辺はCraigslist(クレイグスリスト)などの、いわゆるクラシファイドのサービスの要素も取り入れていると思います。
安全・安心の仕組みも考えられている
C2Cサービスで心配されるのは個人間でのトラブルですが、私が確認した限りでは利用規約はもちろんですが、投稿ガイドライン、一部のユーザーの不正行為への注意喚起など、安全に利用できるための仕組みも考えられています。
さらには、マッチングキーワードの登録、友達招待、願いを叶えてあげるヒーローのポイント制(ヒーローレベル)、友達をヒーローに推薦する、お願いの応援、体験エピソードの紹介、解決しなかった場合の問い合わせなど、いろいろと良く考えられたサービスだと思います。