Amazonギフトカードの利用で15円から始められるソーシャルカンパサービス「Kampa!」
プレゼントを共同購入して贈れるソーシャルカンパサービス「Kampa!」を紹介します。
Kampa!の運営はデザインエッグ株式会社、2012年6月10日にスタートしたサービスです。
Webを利用したソーシャルカンパサービス
Kampa!は、日頃お世話になっている人などにプレゼントを共同購入して送れるソーシャルカンパサービス。プレゼントの共同購入のほか、備品購入の際の割り勘などの使い方を想定しているようです。
カンパをする人はAmazonギフトカードを用い、15円から50万円まで1円刻みで金額設定をすることができます。
ソーシャルギフトサービスとの違いは「3つのゼロ」
一般のソーシャルギフトサービスとの違いは、Amazonギフトカードを利用することで、「手数料ゼロ」「個人情報ゼロ」「タイムラグゼロ」の3つのゼロを実現していること。特に、手数料ゼロは15円からという少額からのカンパを可能にしますので、意義があると思います。
kampa!は、元々大阪のコワーキングスペース「Osakan Space(オオサカンスペース)」のメンバー間でコーヒーメーカーのカンパを募るために制作されたとのこと。スタートからしてユニークですね。
プレゼントというよりおねだりサイトになっていませんか?
本日(11/27)現在、72件のカンパが募集中です。が、私が確認した限りプレゼントの共同購入や備品の割り勘購入というより、以下のような個人のためのカンパが多くなっている気がします。
- 国産豚の切り落とし1,000g(バツイチの方が子供に食べさせたいとのこと)
- 森永 白いダース 12粒(15円の糖分を私に……)
- iRobot Roomba 自動掃除機 ルンバ 527 スティールブルー(主夫をしながらITを駆使して仕事をしている方の自宅用)
運営者の当初の意図や目的から使い方がずれてきているような気がします。運営者の方の考え方にもよると思いますが、ソーシャルギフトサービス自体がまだサービスとして成熟しているとは言い難い状況ですので、仕方がないことなのでしょうか。