ハーシーのキスチョコを子供たちの支援団体に「1キス1チョコプロジェクト」
クリックするだけで、おなじみのハーシーキスチョコレートを子供たちの支援団体に贈ることができる「1キス1チョコプロジェクト」を紹介します。
1キス1チョコプロジェクトは2012年6月24日にリリースされたサービスで、社会人の本業以外での社会活動を支援するNPOの二枚目の名刺とハーシージャパン株式会社の共同企画です。
キスチョコのマークをクリックすると贈ることができる
1キス1チョコプロジェクトのWebページには、子供たちの支援活動を中心とした以下の6つの団体が紹介されています。
- ゆいまーるハミングバーズ(モンゴルのマンホールチルドレンの保護)
- 病気の子ども支援ネット遊びのボランティア(長期入院の子供と親の支援)
- ブラストビート(高校生・大学生の音楽を通じたキャリア教育プログラム)
- 3Keys (大学生などによる児童養護施設の子供たちへの学習ボランティア)
- GoodDay(自然と共生した多世代で多様な互助のコミュニティづくり)
- 放課後NPOアフタースクール(放課後を突破口に市民の教育参画を実現する)
各団体の活動内容に賛同し、キスチョコのマーク(影)をクリックすれば、1回につき1つのキスチョコを贈ることができます。同じ団体には1人1回しかクリックすることができませんが、賛同する団体すべてにクリックすることができます。
贈られたキスチョコは、例えば「ゆいまーるハミングバーズ」ではモンゴルの孤児院の子供たちに、「病気の子ども支援ネット遊びのボランティア」では病気と闘っている子供たちや親御さんを含めたサポーターに届けられます。リリース後2週間で、合計10,000個のキスチョコを贈ることを目指すそうです。
10名に1,000個のキスチョコが抽選で当たる
さらに、「1,000個のキスチョコのワクワクするシェアの方法」を書いて応募すれば、抽選で10名に1,000個のキスチョコが当たるそうです。
本当に必要なものはチョコレートなのだろうか?
1キス1チョコプロジェクトはとてもいいプロジェクトだと思います。ただ、「子供たちに本当に必要なものはチョコレートなのだろうか?」と思ってしまう気持ちもあります。
当たり前ですが、チョコレートを贈るだけでは子供たちの抱えている問題の本質的な解決にはなりません。ただ、子供たちがひとときでも幸せな気持ちになることができ、また、これをきっかけに支援団体の活動をより多くの人が知ることができれば、とても価値のあるプロジェクトだと思います。
子供たちに本当に必要なものがチョコレートなのか、キスチョコのマークをクリックするだけでいいのかを考えなくてはいけないのは私たちひとりひとりなのかもしれません。