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プロダクトマネジメントとイノベーション

満員御礼のオープンソースCRM研修に思う

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S_dsc05537 12月7日からの2日間、世界初のオープンソースCRM「SugarCRMカスタマイズ研修」の講師を務めさせていただきました。20名様限定でしたが、お蔭様で満員御礼で、たいへんな熱気の中、無事に終了することが出来ました。

私はこれまで、ERPやEAIといった難易度の高い技術トレーニングの講師を何度も務めて来ましたが、概ね、受講者はシステムインテグレータのSEと決まっていました。プロプライエタリ製品の技術をSEが学び、SEが付加価値を載せてインテグレーションサービスをお客様に提供するためです。

今回のSugarCRMトレーニングも難易度はやや高かったのですが、その最大の特徴は、受講者の半数近くがエンドユーザ部門の方だったことです。製品はオープンソースになり、誰でも自在に試行、運用、改造ができるようになりました。その結果、製品に付加価値を載せる人々の裾野も大いに広がったということでしょう。

コマーシャルオープンソースにおいては、製品自体の流通チェーンもそうですが、インテグレーションや研修サービスのようなバリューチェーンにおいても、大いなるパラダイムシフトを肌で感じることが出来ます。

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