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色は日常に当たり前のように存在しています。そして、意識するしないにかかわらず、私たちは色の影響を受けているのです。カラーマーケティングといっても、色の使われ方は多様で、パッケージや商品の色だけに限らず、販売促進、そして企業や人のイメージ戦略、また、商業施設や病院、美容院など様々な環境での色彩計画、そしてセラピーなど、様々な分野に及びます。ここでは様々な角度から事例を紹介し、色を付加価値として取り入れていく方法をお話ししたいと思います。

北海道起業物語7~「ピンク」と「笑顔」で自分ブランディングを確立

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私が起業する際に、とても重視したのは「自分ブランディング」という概念です。
「カラーコンサルタント」という仕事上、自分が色を使って自己演出していくことによって、色の与える影響を周りの方に認識してほしかったのです。
だから私はあえて「ピンク」という色で勝負をかけることにしました。

もともとピンクは好きな色でしたが、他にも好きな色はたくさんありましたし、もちろん起業前は色々な色の洋服を着ていました。
それではなぜピンクを選んだのかと言いますと、ピンクは人にやさしさ・思いやり・温かさを与える色だからです。
起業当初、いつも門前払いを受けていた経験から、ピンクを着ていれば、着ている本人だけでなく相手もやさしい気持ちになり、少しは受け入れてくださるのではないかと思ったのです。

またピンクは濃いピンクから薄いピンク、オレンジに近いピンクから紫に近いピンクまで、様々な幅のピンクがありますが、私が選んだピンクはパステルカラーのピンク。
なぜならパステルカラーは人間が最もリラックスできる色なので、相手の心を和ませ緊張をとくことができる色なのです。
また幸いにも、そのピンクが私にとっても似合う色だったので、似合う色を身に着けるとどんな効果があるかを、私自身を広告にして実証することができると思ったからです。

他にもビジネス交流会というとほとんどの方が黒かグレーのスーツを着てらっしゃいます。その中でピンクを着るとかなり目立ちますし、顔を忘れられても、服の色で覚えていただけるのです。
だから交流会などでは、必ずピンクの服を着用するようにしていました。
実際、それだけピンクの服ばかりそろえるのも大変でしたが(笑)

それが功を奏うして、「山田美帆=ピンク」というイメージが出来上がり、「ピンク星人」や「ピンク姫」とも呼ばれるようになり、「ピンクを見るたびに美帆さんを思い出します」と言われるようになったのです。
しかもピンク以外の服を着ていると、「え~なぜ今日はピンクじゃないの?」と残念がられました。
ありがたいことに、私と会うからとピンクを身に着けてきてくださる方もいらっしゃいます。
そうやって色を使ってイメージ戦略を行っていったのです。

 

また他には、いつも笑顔でいることを心がけました。

色々な方がいらっしゃるので、嫌なことを言われたり、嫌な目に合う時もあります。
そういう時でも、相手の前ではぐっとこらえて、にこにこ笑いながら「そうですね、ありがとうございます!」と言って、絶対に(と言っていいほど)人前では泣く・怒るなどの感情を出しませんでした。
だから「いつもにこにこしてるね」や「その笑顔だけで仕事が取れるんだね」と言われてきました。

笑顔についてはこちらをご覧ください→素敵な笑顔はすべてにおいて最大の武器!


ピンクにも笑顔にも、脳内でホルモンが分泌され、楽しい気持ちや明るい気持ちになれる効果があります。
だから、ピンクを着ていつもにこにこしていると、自分自身も本当に幸せな気分になります。
そして、人は幸せそうな人の周りに集まります。

その頃の私はいつも自己紹介の席で、「カラーコンサルタントRosaの山田美帆です。商品は私です!」と言っていました。
ピンクと笑顔で、自分ブランディングを確立していったのです。

 

次回に続きます♪

 

前回までの記事はこちらです。

北海道起業物語~まったく何もなかった0からのスタート
北海道起業物語2~どこにでも出没する山田美帆と呼ばれ
北海道起業物語3~セミナーの講師は私だったのに
北海道起業物語4~ひゃっ本当にTVが取材に来た!
北海道起業物語5~周りの反応に葛藤して・・・
北海道起業物語6~まるでジェットコースターに乗ってるような日々 

 

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