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色は日常に当たり前のように存在しています。そして、意識するしないにかかわらず、私たちは色の影響を受けているのです。カラーマーケティングといっても、色の使われ方は多様で、パッケージや商品の色だけに限らず、販売促進、そして企業や人のイメージ戦略、また、商業施設や病院、美容院など様々な環境での色彩計画、そしてセラピーなど、様々な分野に及びます。ここでは様々な角度から事例を紹介し、色を付加価値として取り入れていく方法をお話ししたいと思います。

パッケージって大事なの!

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皆様こんにちは。カラーコンサルタントRosaの山田美帆です。

私は年間400ほどの商品の美容モニターを依頼されますが、その中には大手メーカーにひけをとらないほど、素晴らしいと思う製品も数多く含まれています。
ただどんなに良いものを作っていても、それが伝わらないのは「見た目」に問題があるのではないでしょうか?

特に化粧品に関してはパッケージは大切です。職人気質の方が化粧品の開発を行うと、「これはこんなにいい成分が入っている」や「原材料に莫大なお金をかけている」とおしゃる方が多いのです。そして「中身がこんなにいいので、パッケージは何でもいい!」と考えるようです。確かに良い成分を使っていると、それなりの効果は感じます。だからこそ、それだけ良いものならパッケージの工夫もして欲しいのです。

女性が化粧品に求めるものはもちろん効果ですが、その効果は成分だけでなく、「これを使うときれいになれるのね♪」という気持ちからも生まれてきます。そのためには見た目の印象はとても大切!!パッケージが美しいと、それを使用するだけで幸せな気分になって、その気持ちが、ますます女性をきれいにしていくのです。

それに薬事法の定めでは、本来化粧品は「乾燥やシワに効く」などの効果があってはならなく、実際に効果があってもそのような表記をしてはいけません。ただし医薬部外品は別ですが・・・
つまり化粧品が女性に与える価値は、機能性以外に情緒的なモノがあり、多くの女性はこの情緒的価値を大切にしているのです。

以前、なんと定価1万円のシャンプーとリンスのモニターを依頼されたことがあります。そう聞くとどれだけセレブなヘアケア製品なんだろうと期待をしてしまいましたが、なんと送られてきた商品はモニター用に小さい小瓶に入っていました。しかもその小瓶、ダイ○ーの100円シールが貼られたままだったのです。

私はかなりびっくりしてしまいました!!いくら中身が高級でも、100円シールを貼られた容器から出るシャンプーやリンスに魅力を感じますか?

案の定、この商品を使った感想は、「まったく効果が感じられない」でした。いくら中身が高価とわかってても、100円の価値に見えてしまうのです。

 

長くなりましたので続きは次回お送りしたいと思います。

 

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