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色は日常に当たり前のように存在しています。そして、意識するしないにかかわらず、私たちは色の影響を受けているのです。カラーマーケティングといっても、色の使われ方は多様で、パッケージや商品の色だけに限らず、販売促進、そして企業や人のイメージ戦略、また、商業施設や病院、美容院など様々な環境での色彩計画、そしてセラピーなど、様々な分野に及びます。ここでは様々な角度から事例を紹介し、色を付加価値として取り入れていく方法をお話ししたいと思います。

VAIOのピンクが女性に支持される理由

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昨日やっと新しいパソコンが到着しました。注文してから手元に届くまで約1か月。年末年始を挟んでいたためかかなり時間がかかったのです。

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先月突然メインパソコンがクラッシュ。電源がまったく入らなくなりあきらめて新しいものを買うことに。すぐに発注しましたが、届くのは年末ということで、その間つなぎとしてノートを使っていましたが、いきなりそのノートもクラッシュ。
しかも年末に届くはずのメインパソコンは納期が延びていつになるかわからないということで、仕方ないので新しいノートを買うことに・・・
当初はつなぎなので値段重視に考えていましたが、あるパソコンのカラーに一目ぼれして衝動買いをしてしまいました。

それがこのパソコンです。

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VAIO Eシリーズ VPC-EB38FJ/Pです。カラーだけでスペックも何も見ずに買ってしまったのです。


このパソコン、この色ピンクが激売れしていて、売り切れもしくは現品限りの量販店がいっぱい!在庫があってもピンクだけ他のカラーよりも高いという現象も起きているのです。もちろん購入者のほとんどは女性だそうです。

それではなぜ、このピンクはそれほど女性に支持されるのでしょうか?

「女性はピンクが好きだから当たり前でしょう」と思われる方は多いでしょう。
実はそれには理由があるのです。ピンクという色はそばにあるだけで女性ホルモンが分泌され、体の内側から女らしくしてくれるのです。
そして同時に幸せな気分にさせてくれます。

でもこのVAIOのピンク、ピンクと言ってもレッドに近いビビッドなピンクだと思いませんか?
そこがまたポイントで、このようにビビッドなピンクに女性は弱いのです。このようなピンクは女性を華やかに情熱的に見せてくれます。
またレッドは「消費の色」とされています。特に女性はレッドを見ると、強くそそられ買いたくなってしまうのです。


ところで、レッドには色々な種類がありますが、女性が好むレッドと男性が好むレッドは全く違うのをご存知ですか?
それはまた後日お話ししたいと思います。

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