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色は日常に当たり前のように存在しています。そして、意識するしないにかかわらず、私たちは色の影響を受けているのです。カラーマーケティングといっても、色の使われ方は多様で、パッケージや商品の色だけに限らず、販売促進、そして企業や人のイメージ戦略、また、商業施設や病院、美容院など様々な環境での色彩計画、そしてセラピーなど、様々な分野に及びます。ここでは様々な角度から事例を紹介し、色を付加価値として取り入れていく方法をお話ししたいと思います。

45歳は世にも恐ろしいお肌の曲がり角!

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皆様こんにちは。
カラーコンサルタントRosaの山田美帆です。


「お肌の曲がり角」というと一般的に25歳という数字が挙げられます。
これは肌のハリを保っているコラーゲンやエラスチン、そして肌の潤いを保っているヒアルロン酸の体内で生成される量が徐々に減り始めていくからと言われています。


人によっては、いきなり小じわが増えたり、シミが目立つようになってきたとおっしゃる方もいらっしゃるようです。
それは25歳を過ぎた全ての方にあてはまるわけではなく、きちんと手入れをすればするほど、肌の老化を遅らせることはできるのです。


ところが、「私はしっかりお手入れしてるし、いまだにきれいな肌を保ってるわ」などと思って安心されてる方!
実はもっと怖い「お肌の曲がり角」があるのです。


それは45歳!!


なぜなら女性は、そのあたりで更年期に入るため、女性ホルモンのバランスが大きく崩れてしまうのです。
自律神経や内分泌系の乱れ、免疫力の低下などで、ほてりやのぼせのため汗をたくさんかくので、皮脂が過剰気味になるのに、肌質はどんどんドライになるばかりで、肌も身体の調子が極端に悪くなってくるそうです。


一昔の45歳と違って、今の45歳は見た目も雰囲気も意識も全く若いのですが、内面の女性ホルモンは衰えていくばかりで、気力だけで頑張っていくには限界も出てくるようです。


そこに今、様々な化粧品メーカーが注目をしています。


松田聖子さんと中島みゆきさんのCMで有名なFUJIFILMのアスタリフト。
対象年齢は公表してませんが、そのあたりの年代を意識しているのかもしれません。


先日お会いした某化粧品メーカー様も、45歳以上を対象に、近々15歳若返る化粧品を発売するとおっしゃってました。
効果に自信があるそうで、その分価格も高く、15万円ほどするらしいのですが...


そんなに高い化粧品にどれだけニーズがあるかはわかりませんが、ある調査によると、45歳以上で化粧品にかける1カ月のお金は、平均で3万円だそうです。
その年代は、子供も成長し、ゆとりが出てきたので、自分にもお金をかけれる方も増えてくるからでしょう。


女性の美に対するニーズはとどまるところはありません。
ただ年代によって、それは変わってきます。

手入れに手間暇をかければ、その効果をストレートに感じることができる20代に比べて、いかに老化を遅らせてキレイを保つことが課題の30代。
そして40代以上は、そこに加えて、女性ホルモンの減少を改善して行かなければならない新たな課題が出てきます。


確かに、45歳を過ぎると、見た目年齢にプラス・マイナス10歳、極端にいえば若く見える方と老けて見える方の間に、20歳もの開きが生じ、親子ほどの違いが出てくるともいわれます。


また、女性に限らず、男性にも男性ホルモンが減り始める時期があり、40代~50代にかけて緩やかに減少していくそうです。
女性ほど顕著に現れないため、わかりにくいそうですが...


ちょうどバブル景気を謳歌した、ハナ子世代と呼ばれる方たちが、大きな「お肌の曲がり角」にいる今、化粧品メーカーに限らず、そこに様々なビジネスチャンスも潜んでいるのではないでしょうか?

 

最後に、いつまでも若い肌を保つためには、保湿をしっかりすることと、絶対に日焼けをしないように気をつけることが必要ですよ。
これだけでも、年を重ねていくと、顕著に差が出てきます!

 

 

 

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