休日深夜のプレスリリースは効果的か？
インフォテリア、c2talk 最新バージョンのXmas beta 版を提供開始 (12/25 0:00)
というわけで、前エントリの「計画」というのは、「c2talk」の「Xmas beta」だった訳ですが、今回のプレスリリースは、25日の深夜午前0時。どのメディアが一番にカバーしていただけるか注目しています（笑）。
一般的に言って、大企業では休日深夜のプレスリリースというものは、手続きの面と効果の面の２つから、そう簡単にはできないと思いますが、こういうことをサクっとできるのもベンチャー企業の面白さ（笑）。「やってみよう！」の一言で決まりますから、大企業であれば膨大になるであろうプロセスコストもかかりません（笑）。
プレスリリースのやりかたには、「鉄則」と言われているものがいくつもあります。しかし、それを信じている人が多いほど、その「裏」も有効です。たとえば、鉄則のひとつ「金曜日にはリリースしてはいけない」。しかし、実は金曜日のリリースはベンチャー企業にとっては有効です。なぜなら、金曜日は大企業のリリースが少なくて、競合が少ない。また、当然土曜も日曜もリリースが少ないので、Webメディアなどでトップのリストに長時間残りやすいなどのメリットがあるからです。
とはいえ、実は今回のXmasリリースに関して言えば、マーケティング的に裏を狙ったわけではなく、ベータ版でも使ってくださるc2talkファンの方へのプレゼントとしての意味を込めたわけですが（笑）。そのプレゼントの中身を少しだけ、ご紹介しておきます。
（１）ケータイのサポート
「c2talk」でマッシュアップしたカレンダー情報を携帯電話にメールするだけでなく、携帯電話のブラウザから自由に閲覧、追加をすることができるようになりました。さらに、複数の携帯電話で共用することも可能です。
AppleのiTunes内のiTunes Music Store (iTMS)と同じように、ブラウザを起動することなく「c2talk」内でコンテンツの一覧を見ることができるようになりました。これによって、シームレス（古語？）に自分の使いたいカレンダーを選んで組み込むことができるようになりました。
（３）壁紙カレンダー
世のカレンダーの楽しみの一つは月毎に替わる絵。そこで、「c2talk」でもカレンダーの壁紙に月替わり自分の好きな画像を入れることができるようになりました。アニメGIFを動かすことも可能。さらにギャラリーからダウンロード可能な壁紙カレンダーも今後充実していきます。
このように、「c2talk」は自分のPCとケータイ両方でシェアできるカレンダーとして、さらに発展してきています。休日深夜リリースの効果はともかく、少しでも多くの人に使ってもらえれば、開発チームにとってはそれが一番のプレゼントとなるでしょう。