オープンソース業務アプリケーションはユーザ主導
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以前にも”オープンソースのメリットのひとつに、皆の衆知を集めることができること”という話をしましたが、まずはユーザの衆知をいかに集めることができるかによって、そのオープンソースの成長度合いが変わってくるものと思います。
技術者を抱えていないユーザであれば、操作性や欲しい機能をコミュニティに上げていただくだけでよいですし、技術者を抱えるユーザであれば、上記要望の他に、技術的要望を加えていただくことも可能です。
ユーザの意見をいただく→コミュニティが開発を行う→コミュニティ参加ベンダがサポートを行う→ユーザが利用。
このサイクルが回るとによって、ユーザはそのアプリケーションを継続的に利用することが可能になるのだと思います。
極論かもしれませんがユーザ会が大きな権力を持つことにより、オープンソース業務アプリケーションはその地位を築くことができるのかもしれません。
今後もユーザ主導のオープンソース業務アプリケーションについて考えていきたいと思います。
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