2021.1.13 映画『80日間世界一周』(1956年)
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録画『80日間世界一周』(1956年)観た。今となっては差別偏見の塊りみたいな「白人いい気なもんだね」映画なのだが、何しろ子供の頃夢中で観たので、むちゃ楽しんでしまった。戯画化された英国紳士デヴィッド・ニーブンの執事役のカンティンフラスがまた見事なスラプスティックぶりで感動する。何よりも子供の頃は気づかなかった、綺羅星のごときスター達がチョイ役で次々出てくる。インドで救助される姫が何と若きシャーリー・マクレーンだったのはびっくり仰天。旅行代理店?の気障なフランス人がシャルル・ボワイエ、大陸横断鉄道の車掌が何とバスター・キートン(しかも喋る!)、アメリカの酒場の女主人が驚きのマリーネ・ディートリッヒ、彼女を守る強面がジョージ・ラフト(アメリカ行き船の船員ピーター・ローレ同様ギャング映画で有名な人)、ジョージに「盛り上げろ!」といわれるピアニストが振り向くとうわあ、フランク・シナトラ! もう大変! 他にもどっかで見た顔が色々と。しかし3時間で1分の休憩があったとはなあ。子供なのに飽きなかったんだろうね。エンドロールのアニメもオシャレ。ハリウッド黄金時代の大作。
Iga Miwako、Naruse Kiyoshi、他19人
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