12月4日 三輪健太朗/中田健太郎「マンガとことば」
学習院大学連続講演会の第二弾は、マンガ研究の新鋭ふたり、中田健太郎、三輪健太朗の「Wケンタロウ」によるマンガとことばをめぐる講演と議論です。これまた興味深いにちがいない研究者必聴の講演会です。さらに詳細が確定しましたら、またご報告します。
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三輪健太朗/中田健太郎「マンガとことば」
【主催】身体表象文化学専攻
【共催】文学会
【日時】2016年12月4日(日)15時より
【会場】学習院大学南1号館304
【入場無料、予約不要】
【講演者略歴】
*三輪健太朗:1986年生まれ、長野県出身。東京大学文学部卒業。学習院大学大学院人文科学研究科身体表象文化学専攻博士後期課程満期退学。現在、東京工芸大学、明治大学、フェリス女学院大学で非常勤講師を務める。著書に『マンガと映画--コマと時間の理論』(NTT出版、2014年)。
*中田健太郎:1979年生まれ、東京都出身。東京大学教養学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程学位授与。現在、日本大学、國學院大學、高千穂大学で非常勤講師を務める。著書に『ジョルジュ・エナン--追放者の取り分』(水声社、2013年)。
【講演内容】
本学出身の気鋭のマンガ研究者である三輪健太朗氏と、シュルレアリスムの研究者でありマンガ批評家としても大活躍の中田健太郎氏をお招きし、マンガと言葉をめぐる講演・討議を行います。マンガにとって言葉とは何か。マンガにおける絵と言葉の関係とは。「詩的」と評されるマンガはいかなるもので、どんな可能性を持つのか。著書『マンガと映画』などでマンガと映像文化の関係を論じてきた三輪健太朗氏が、今度はマンガと言葉の関係の考察に着手。そして、詩と美術をめぐって言葉を紡いできた中田健太郎氏が、ついに「マンガと言葉」を論じます。マンガ批評界のWケンタローによる初の同時講演・公開討議にご注目ください。