古いコーヒーミル
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もう30年くらい前になる。いや、もっと前だったかな。
コーヒーミルを買って、今まで使い倒してきた。姿が何となく気に入って買った。
多分、当時通っていた国立の「珈琲実験室」じゃなかったかな。そこのオヤジさんのことは、以前取材して拙著『あっぱれな人々』(小学館 2001年)に「国立のコーヒー仙人」として書いている。思い出多いコーヒー豆の店だ。オヤジさんはだいぶ前に亡くなったが、今でも、その店のコーヒーを、このミルで挽いて飲んでいる。珈琲実験室さんのご好意で、送ってもらっているのだ。
その古いミルが、ついに壊れた。ネジが飛んで、がたがたになった。でも、まだ上から押さえつけながらコーヒーを挽いている。とはいえ、さすがにそろそろ新しいのを買おうと思う。愛着のあるミルなので、写真だけでもブログにアップしておこう。
長い間、ご苦労様。
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