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夏目房之介の「で?」

平凡寺の短冊

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130802_125601  8月2,3日にかけて花園大学で講演と集中講義をやってきました。そのさい、文学部の曽根先生(平安文学専門の文学部教授)から「ヤフオクで、滅多に出ない三田平凡寺の短冊が出たので購入しました」と、二枚の短冊を見せていただいた。平凡寺は僕の母方の祖父で、戦前から収集家の集まり「我楽多宗」を主催し、狂歌の権威でもあったらしい。短冊はふつうの歌ですが。曽根先生から、一つ差し上げますといわれ、一度は辞退したんですが、せっかくなので高輪を読んだほうをいただきました。いや、ありがとうございました。いいんでしょうか。

 高輪の春に昔の夢見草 うへにしこ路(ろ)を忍びつるかな

 ・・・・で、よかったですか、曽根先生?

 講演と講義のレジュメは追ってアップします。 

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