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夏目房之介の「で?」

馬貴八卦掌自主合宿

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先週末から二泊三日、修善寺の巨大レクリエーション施設にて合宿をしてきた。参加は男女6人。あいにくの雨で室内練習だったが、それなりに。ただ、僕は先月のインフルエンザが響いて、筋肉が落ち、毎日の練習のたびの筋肉痛でもあり、足がついていかなかった。そもそも、この足では下勢ができない(もちろんマネはできるが、僕なりに求めるものはできないのだ)。ま、温泉でマッサージもよかったので、いいんだけども、久しぶりに体重を量ったら3キロ減ってた。どうりでズボンがずり落ちるはずだ。そりゃ筋肉量も減るわな。

周りの自然環境が広くて素晴らしいので、雲や霧が山にかかる水墨画のような景色を見ながら練習ができた。視覚が広がる環境で練習するのは、やっぱり気持ちいいし、練習の要求にも沿っている。そういう環境で、試みに太極拳でおぼえた気功をやってみたら、非常に濃密に「気」の集まる感覚があった。ただし、その「気」の感覚は、太極拳をやってた頃に感じた、とても柔らかく暖かい感じのそれで、八卦掌で少し感じるものとは違う(どこが同じで、どこがどう違うか、はっきりはわからないが)。

あと、なぜか二の腕の下側が軽く筋肉痛になっている。なぜだろう。少し前、李先生に手の向きを直され、肩をより強く落とし、かつ腕を伸ばすように心がけているのだが、そのせいだろうか。あるいは筋肉量が減ったせいか、他の理由があるのか、わからない。でも、痛い。

ともあれ、久しぶりに鮎の開きをおみやげに買って無事帰京。

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