たけくまメモの『新寶島』問題エントリ続報
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少し前にあげた当ブログの「福元一義『手塚先生、締め切り過ぎてます!』」について、手塚全集版『新宝島』との異動問題で、竹熊さんがあらたにエントリされています。
「たけくまメモ」 「『新宝島』問題続報。夏目さんと住吉さんからの返信」
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-00d2.html
アシスタントの間での事情、全集に手塚名義で載せる場合の問題などありますが、基本的に元の『新寶島』が酒井七馬との共同作品になっている以上、改変した場合はそのことを明確にすべきで(実際、そういう記述が全集にもありますが)、誤解を生む状況は好ましくない・・・・というのが常識的な判断だと思います。研究者が歴史を調べる場合のみならず、一般的にも妙な問題を残してしまうので、僕としては残念な状態といわざるをえないです。改変時に酒井氏側の了解をとったかどうかは不明ですが、作品のオリジナリティ以前の問題だろうと僕には思えます。
いずれにせよ、竹熊さんの対応は大変ありがたいもので、感謝します。
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