『スパイダーマン3』と『ダイハード4』
う~ん『のだめ』読まねば、と思いつつ、もちろんすでに6巻なのですが、ついツタヤにいって『スパイダーマン3』観てしまいました。
面白かった。ひょっとしたら、僕の個人的な感想だけでいえば、今までいちばん楽しんだかもしれない。狭いビルのスキマの飛び方、アクション、ぶっ壊し方の工夫もあり、妙なレトロ感もあり、で。
まず、完全にいい気になっちゃってるスパイダーマンが、笑えた。街中を、妙なフリで踊って歩いたり、これがまた古い! ちょっと『マスク』髣髴とするくらい(『マスク』大好きだしね、あたしは)。携帯もってる現代なのに、世界観がアメコミの古色蒼然たる時代なので、重そうな受話器のほうが似合う。親友にして強敵のハリーはMJとキッチンで聴いてるのがチャビー・チェッカーのツイストですよ、あなた。二人でツイスト踊っちゃうしさ。
珪素でできてるらしいサンドマンの出来上がり方とか(一体、あの装置で素粒子の何を実験してたんだか?)、俳優の暗い表情も好き。それで、彼もスパイダーマンもハリーも、さらに宇宙からきた寄生虫にのっとられる小物のカメラマンも、みんな被害妄想。もう、被害妄想のオンパレードみたいな映画なんだよね。
あと、白黒画面が『シンシティ』みたいだったし、冒頭のアメコミ使ったシーンもよかったな。
もう、ほとんど好みだけの話ですけどね。存分に楽しませていただきました。でもね、相変わらずMJもちょと可愛ければなーと思いますが。
『ダイハード4』も観た。これも、基本的に大好きなシリーズなんで、楽しみました。
もうね、ブルース・ウィルスがF15(だったかな?)が空中でぐるぐる回ってるとこに飛び乗って、さらにそこから壊れた橋だかビルだかに飛び降りる場面なんか、大笑い。好きだなー、こういうの。
さっき、二本とも返しにいって、はずみがついて、つい『300』まで借りてきちゃったよ。