Uber は出張で使えるか?
先週のサンフランシスコ出張時に Uber を使ってみた。 以前から気になってはいたのだが、時間通りに移動できるのか? 領収書は? などと疑問があり、いつもタクシーにしていた。
事前にインストールし設定しておいた Uber を立ち上げるとすぐに現在地周辺の地図が出てくる。
下部のスライドで種類を選ぶと、該当するクルマの位置が表示される。 近くにこれだけの台数がいるのならば、直ぐに来てくれそうだ。
依頼するまえに、料金の概算見積もりをしてみる。
目的地をサンフランシスコ国際空港としてみると32ドル~42ドルと見積もりが表示された。タクシーが確か37ドルだったと思うので、タクシーよりも少しだけ安い印象だ。
「依頼する」 ボタンを押すと、やってくるドライバーの名前と顔写真、車種名と地図上にクルマの現在地が表示され、到着までの時間が、あと2分、とういように表示される。
クルマが来たらドライバーの名前を確認して乗り込むだけ。 ドライバーのスマホには行き先とルートが表示されており、ドライバーはスマホの言う通りにクルマを走らせ、目的地に到着する。 ドライバーと一切会話しなくても、連れて行ってくれる。 中には英語が全く通じないドライバーもいたほどだ。 それでも何の不都合もない。
目的地に到着したら、そのまま下車するだけ。 サインもいらないし、スマホの操作もしない。 本当に降りるだけ。 予め Uber アプリに登録しているクレジットカードから自動的に引き落とされる仕組みだ。
出張で使うとなると領収書が必要なのだが、ドライバーに領収書を要求しても無いと言う。 ま、いいか、と思いつつ、Uberに登録しているメールを開くと、領収書が届いていた。
領収書には、乗車時間、降車時間、金額だけでなく、地図とルートまで表示されている。 これならば、不正に料金を上乗せしたりできないし、無駄に遠回りしたりもできないので安心だ。 また、出張費精算の際にもどこからどこに乗ったのかひと目でわかり便利である。
というわけで、Uber は出張に使える! というよりも、タクシーよりも便利だと思う。
こんなに便利な Uber、日本でも早く解禁してほしいものである。